BEST of Macska.org
このブログを設置してからしばらくになるけれど、古い記事はどんどん後ろの方に消えていくので読む人も少なくなっているはず。日記程度の内容ならそれでも良いのだけれど、結構まじめにいろいろ論じた文章が古いというだけで存在すら気づかれなくなってしまうのは勿体ないと思うので、取りあえず自分で気に入った記事をセレクトしてここでリストにしておこうと思う。このリストは、今後適当な間隔で更新することにする。ちなみに、論壇バトル的なものは相手のネームバリューで関心を集めることがありますが、議論の内容自体がつまらないことが多いのでほとんど含めていません。
【性暴力・ドメスティックバイオレンス】
- DV研究×行動経済学−−ドメスティック・バイオレンス被害者が加害者の元に戻る理由
- DVシェルター廃絶論−−ハウジング・ファーストからの挑戦
- 性犯罪者情報公開制度が、感情的な欠落を「埋め合わせる」ことの危険
- 組織に無限の責任を負わせない「セクハラ対策」のあり方
- 「加害者は決して完全悪ではない」こそ反DV運動の教訓
- 開設1周年を迎える「ミーガン法のまとめ」サイトの懺悔
- DV被害者支援を志す人はマツウラマムコ著「『二次被害』は終わらない」に絶望せよ
- 「女性から男性へのDVは男性から女性へのそれと同じくらい頻繁」というウソ
- 「排他的な安全」から「構築プロセスとしての安全」へ
- 同性間DVの取り組みから学んだ「公共的想像力」
- ホームレス個人情報データベースへの「DV例外規定」は無意味
- 「DVに反対する全国連盟」(NCADV) 会員への公開書簡(邦訳)
- 米司法省「DV加害者プログラムは効かない」
【ジェンダー論争】
- 日本女性学会「『ジェンダーフリー』と『バックラッシュ』を再考する」での発言要旨その他
- 女性運動の歴史の否定の上に成り立つ「ジェンダーフリー」概念の「豊かさ」
- 悲劇の意味をすり替えたバックラッシュ勢力:『ブレンダと呼ばれた少年』著者に聞く
- 誰でも分かる「ジェンダーがセックスを規定する」の意味とその意義
- ミルトン・ダイアモンド教授が「ジェンダーフリー支持」を明言
- 生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾
- 「ブレンダと呼ばれた少年」の政治利用は間違い
【差別とアファーマティヴアクション】
- 「蔑視」と「偏見」/自衛的行為を装う「合理的な差別」に対抗するための倫理
- 差別についての、ごく基本的な考え
- 米国の大学入学審査で「男性優遇措置」が行なわれる理由
- 世界一単純なアファーマティブアクションの解説
【その他フェミニズム関連】
- フェミニズムにおけるポルノグラフィ否定論と肯定論の意外な近さ
- 慰安婦「否定論」の信憑性を高めてしまうVAWW-NET Japan抗議声明
- 反売買春系フェミ団体観察報告シリーズ 第1部・第2部・第3部
- 「館長雇い止め」を「バックラッシュ裁判」として闘ったことの帰結
- 「日本人中流階級フェミニスト」の自画自賛/上野千鶴子氏『We』インタビュー
- コミットメントを欠く「フェミニズムへの助言」への懐疑
- 鈴木謙介氏論文「ジェンダーフリー・バッシングは疑似問題である」と「弱者男性」論への疑問
- 夫婦別姓を選ぶ権利「だけ」を求める団体の無規範なシニシズム
- 【保存版】売買春とフェミニズム理論4分類
- 憲法24条の「異性愛主義」を隠蔽する「メタ異性愛主義」言説
- 「性労働者のためのクリニック」をめぐる論争
【クィア】
- 北米社会哲学学会報告6/同性婚論争と「トランスジェンダーの結婚」の合法性
- 北米社会哲学学会報告1/性的指向、ホモフォビアと、ディスオリエンテーションの可能性
- 『レミーのおいしいレストラン』の場合/「ゲイな映画」と「クィアな映画」のあいだ
- 子ども向け劇場アニメが描く「マルチチュード的革命」/ジュディス・ハルバースタム講演報告
- トランスジェンダー追悼イベントの不愉快
- 全米女性学会2007報告/「反トランス」の立場に立つレズビアンフェミニストの矛盾
- フェミニズムと異性愛中心主義:上野千鶴子さんとの対話報告
- 上野千鶴子氏『バックラッシュ!』掲載インタビューのバックラッシュ性
- 「パス」と「リード」:トランス業界における奇妙な方言について
- 「同性婚合法化運動の英雄」ニューサムSF市長の献金パーティで抗議活動
- チャイナタウンで美味しいお昼御飯♪じゃなくて、Creating Change 2005 レポート
- 急進派クィアグループ、米国最大のLGBT系コンファレンスに挑戦状
- NYタイムズ:バイセクシュアルは存在しない
- 「ポリガミー」と「ノン・モノガミー」の違い
- レズビアンの(ほとんど)いないダイク・マーチ
【インターセックス・障害学】
- 一般化する「成長抑制」医療−−子ども1000人に一人が対象?
- 重度障害児に対する「成長停止」をめぐるワシントン大学シンポジウム報告(前編・後編・おまけ)
- 米国における障害者のためのパーソナル・ケア・アテンダント制度の問題点
- シンポ「フェミニズムと障害」で再生産された「障害者役割」
- 「インターセックス」から「性分化・発達障害」へ
- いわゆる「尊厳死」論争は聞けば聞くほど不愉快
- 「ブレンダと呼ばれた少年」が刑事ドラマのモチーフに
- 「性同一性障害は脳のインターセックス」論は「頭が腹痛」と同じ
【人種・階級・ポストコロニアリティ】
- 同性愛に比較的寛容な黒人社会が、選挙では同性愛者の権利に反対する理由
- 黒人保守論客シェルビー・スティールが語る「それでもオバマが勝てない理由」
- 肥満増加の裏にある米国の農業政策と階級格差
- 地雷を地雷と知りつつ踏み抜くような大隅典子氏の「人種の差」論
- 「完璧な愛」が隠蔽する国際養子制度の帝国主義的歴史
- 重なり合うエキゾティシズム:ハワイ観光産業と「トランスジェンダーの売春婦」番組
- B・トンプソン「Mothering Without A Compass」
【政治】
- 同性婚論争を連邦裁判所に持ち込んだ弁護士の私利私欲
- 2008年米国大統領選挙を一応ふりかえっておく
- アメリカ大統領選挙がわかるようになる「10の地域」マップ
- 米国「トランスジェンダーを含むヘイトクライム法案」の舞台裏
- 歓迎すべき米労組全国組織 AFL-CIO の大分裂
- 記者による「情報源の秘匿」は無制限に肯定されるべきなのか
- オバマ議員への過剰な期待はやめよう
- はじめて効率的に機能している米「左派連合」と、ケリーが語る「希望」
- マイケル・ムーア監督「Fahrenheit 9/11」の支離滅裂
【社会思想・経済学】
- ポートランドの活動家、ボニー・ティンカーさんからわたしが学んだこと
- 経済学S2/失業−−メカニズム解釈を経由して、共生にたどり着く
- 経済学S1/自由貿易−−「現状をよりマシにすること」と「正しさ」の違い
- 北米社会哲学学会報告3/フェミニズムによる中立国家リベラリズム批判
- 北米社会哲学学会報告2/結婚制度、リベラリズム、中立原理の限界
- 「ネオコン左派」に転じる世俗的ヒューマニズムと「新しい無神論者」
- 米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望
- わたしは左翼であるのかないのか、あるいは経済学をこのブログで取り上げる理由
- 「コンドームなしの売買春増加」を抑止する政策的介入、解決編
【その他】
最終更新: 07/23/2009