生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾

6/17/2005 - 10:37 am | このエントリーをブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク | Tweet This

いつものように復刊された「ブレンダと呼ばれた少年」の感想を探していたところヒットしたアンチ・ジェンフリ派のブログ、「徒然なるままにエッSAY!」の「嘘から始まったジェンダーフリー」を読む。前の出版社において「ブレンダ」が一旦絶版となったことについて「何か人為的な操作が感じられた」と言いつつ、それよかずっと長い間絶版になったままで現在も復刊されていないマネー&タッカー著「性の署名」のことを「今も女性学の基本的テキストとして読み継がれている」と書いていたり、どこかで聞いたプロパガンダの繰り返しでしかなく、何が楽しくて自分独自の意見も感想もないのにそーやってブログに書くんだろーかという疑問が残る。それはともかく、参考文献としてアンチ・ジェンダーフリーの論客として知られる林道義さんの文章へのリンクが挙げられていたのだけれど、そのリンク先を読んで非常に驚いたので、今回のネタはそっち。

非常に驚いた内容の文書というのは、教育問題についてのシリーズの一章として書かれた「警告・ジェンダーフリー教育の害毒」というもので、簡単にまとめると男女混合名簿に代表されるような、「男女で区別することを、なんでも槍玉にあげる」風潮を批判するという形の内容だ。そういう主張をする人はたくさんいるし、様々なブログや掲示板でそういう主張を見かけることもあるからそれ自体は驚きではない。わたしが驚いたというのは、そういった「ジェンダーフリー教育」がどうして「害毒」なのかを述べた、ユング主義者としての林氏独自の見解の部分だ。

こうした男女無区別主義は恐ろしい弊害を生む危険がある。男女の区別をしないと、子供たちのアイデンティティーが健全に作られない、つまり自我が正常に発達しないからである。
(中略)
中でも、自分は男または女だという自己意識はアイデンティティーの基礎であり、たいへん重要である。これが揺らいで定まらないと、性同一性障害(注3)に陥るばかりでなく、自我そのものが健全に形成されない恐れが出てくる。子供は三歳くらいから始まって思春期までには、自分が男または女の特性を持っていることを意識的に確信し、それなりの行動基準が確立されていなければならない。
 さもないと、価値観や考え方の面で自分に自信が持てず、無気力や閉じこもりの原因になりかねない。さらに、異性との関係がうまく作れないとか、セックスがうまくできないとか、同性愛に傾くとか、要するに生物として子孫を残すために必要な行動に支障が出るおそれがある。予想される障害は多岐にわたり、深刻である。

また、この文章を後に改訂したものだと思われる「性差否定(ジェンダーフリー)教育はなぜ悪いか」という文では、彼が言うところの「ジェンダーフリー教育」の「弊害」がさらに詳しく書かれている。

 男子を男らしく、女子を女らしく育てないと、価値観や考え方の面で自分に自信が持てず、無気力や閉じこもりの原因になりかねない。さらに、異性との関係がうまく作れないとか、セックスがうまくできないとか、同性愛に傾くとか、要するに生物として子孫を残すために必要な行動に支障が出るおそれがある。予想される障害は、心理面から本能行動まで多岐にわたり、深刻である。
 とくに男子の場合には、心理的に去勢されてしまい、男性の本能行動にとって必要な積極性を失ってしまう者が出てきている。単に本能行動ができなくなるだけでなく、男性としてのアイデンティティーを明確に持てなくなり、自信喪失、無気力、現実逃避などの弊害が出る。これらの害は男子に対してとくに大きくなるのである。
 こうした特徴は女子から見ると「男らしさ」や「頼もしさ」「力強さ」の欠如と映り、男性としての魅力を感じることができなくなり、軽蔑するだけで、利用する対象としか見られなくなる。
 また女子は「女らしさ」を失って言動が男性化し、下品になり、たしなみに欠け、優雅さを失うので、男子から見て女性としての魅力を失い、尊重の対象ではなく単なるセックスの対象と見られがちになる。
 双方がそれぞれ「男らしさ」と「女らしさ」を失う結果、互いに相手に対する尊敬や憧れる心理が薄らぎ、カップルを作る心理的動機が弱くなる。そのため身体的接触や性的交渉に対する抵抗感は減少するが、しかし相手の性に憧れたり、神秘的に美化したり、人格として認めて尊重し心理的な愛情を育てるという傾向は少なくなる。一口に言えば、男女のあいだの必要な距離感がなくなるのである。最近の世相を特徴づけるこうした現象は、性差を否定し、「まぜこぜ」を推進したための弊害と言うことができる。

もうなんでもかんでもジェンダーフリーが悪いという風に決めつけているが、これまでさんざん「子どもの性自認は(一定の時期までは)自在に操ることができるというマネーの理論はおかしい」「ジェンダーとは環境によって作られるものではなく、生物学的特性を元に作られるものだ」といったアンチ・ジェンフリ派の論理を見てきたわたしは、林氏のこの主張を読んで目眩を覚えた。大半のアンチ・ジェンフリ論者と異なり、林氏はジェンダーの形成に生物学的要素より社会的・環境的要素が強く影響していることを主張しているように見えるからだ。

最初に紹介したブログで林氏の文書を参考文献として挙げた人はマネーの理論を「男女の性的行動および志向は生得的かつ本能的根拠に基づくものではない、つまり新生児は白紙の状態で生まれてくるものであり、育て方次第で男にも女にもなる」とまとめた上で、それが「嘘」であったと断じている。ところが林氏は、幼い子どもの性自認は(仮に白紙ではなかったとしても)あやふやなモノであり、周囲がきちんと男女の区別をつけなければ(すなわち、育て方次第では)性同一性障害になる(すなわち、性自認が男にも女にもなる)と言っているのだ。ええーっ、林さんって、マネー説の支持者だったわけですか!? それはそれでいいとしても、マネー説ベッタリのこの文書を「参考文献」としてリンクしたブログ著者さんって、一体何考えているんだろう。

もちろん、以前にわたしが紹介した通り、ジョン・マネーの理論と「アンチ・ジェンフリ」思想は一切矛盾しない。なぜなら、ジェンダーフリー論やアンチ・ジェンフリ論というのはそもそも対立する科学的仮説といった性質のものではなくて、教育や社会をどのように構築すべきかという社会政策上の論争。論理的には、生物学的要素の影響が優勢と信じた上で「それを乗り越えるのが文化」と考えるジェンダーフリー論だってあり得るし、男女の性差なんて生物学的根拠は薄いと考えた上で「それでも区別を付けるのがわたしたちの文化」と区別を肯定するアンチ・ジェンフリ論だって有り得る。

というか、もともと何もかも生物学的に決定されていると信じるのであればジェンダーフリー教育であろうと男女区別教育であろうと関係ないはずなので、アンチ・ジェンフリを主張する以上は「男らしさ・女らしさは生まれつきではない」、だからこそ「男らしさ・女らしさという貴重な文化を後世に伝えるべきだ」という主張の方が、内容への賛否はともかくよっぽど論理的に納得がいく。なるほど、林氏はそういう立場の論者なのだろうと思ってもう少し読んでみると、こんな事が書いてある。

 男らしさと女らしさは社会的・文化的にのみ作られたものではなく、生まれつきの遺伝を基礎にしていることは、いまや脳科学によって充分に証明されている。
 (中略)
 それを防ぐためには、男女の区別を科学的に正しく教え、その上で両性の分業と協力の正しいあり方について考えさせる教育が必要である。ジェンダーフリー教育は、愚かを通り越して、子供たちの健全な心の発達を阻害する犯罪と言うべきである。

もし男らしさ・女らしさといった男女の社会的特徴が生まれつきほぼ決定されているならば、わざわざ区別を教えずとも(極端に反対方向の洗脳教育でも行わない限り)自然と学ぶはず。名簿が混合であろうがどうであろうが、その程度で生物学的に強く方向付けられた差異が無くなってしまったり、性自認が反対の性同一性障害になったりするわけがない。ジェンダーが生まれつきだという主張は、その前の育て方次第によっては性自認が逆になるという主張と明らかに矛盾している。育て方次第で性同一性障害になるのであれば、それは生物学的な「基礎」があやふやな物であるということになるはずではないか。

林氏のこうした矛盾は、彼が亜流ユング主義者であることを考えに入れれば理解できるようになる。すなわち、彼には「男とはこうあるべき、女とはこうあるべき」という政治的な立場があり、その立場の正しさは「そうでない男女は精神的に不安定になり心理的な問題を抱えるから」というユング的な思い込みによって補強されている。そういった思い込みを無言の前提として、彼は男女がその「本来あるべき正しい姿」に成長するよう導くことこそを教育に求めているのだけれど、前提であるところのユング主義(の、林氏オリジナルの解釈)を共有していない読者から見ると、無根拠に政治的な立場を押し付けているように見える。あとから取って付けたかのように「科学的にこれは証明されている」と言い出すのは、そうした付け加えでもしなければ自分の議論全体が無根拠であることを林氏は自覚しているのかもしれないけれど、残念ながらより支離滅裂な印象を与える。どうせなら、「ジェンダーは社会的に構築される」という立場に完全に立った上で、伝統文化としてのジェンダー保存を唱えた方がマシだったかも知れない。

林氏が「男らしさ」「女らしさ」を守るべきだとする理由が彼なりのユング解釈に基づくものであるのであれば、それを明らかにした上で、それらがどうして「正しい」のか彼の解釈を共有しない人にも通じるようにきちんと主張するべきだと思う。そうすれば、彼の主張も多少は説得力を増すかもしれない。

とゆーか、それ以前に林氏の言うような(性差の消滅を目的とする)「ジェンダーフリー教育」自体、そもそも実在しているかどうか怪しいのだけれど…

40 Responses - “生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾”

  1. xanthippe Says:

    こんにちは 

    じっさい、おっしゃるように支離滅裂なことを平気でアンチ・ジェンフリの人たちはいっています。それは何らかの科学的立場に立ったようなものではなく、まるっきり政治的立場からの発言で、それを正当化する(出来ているとは思えませんが。私のような一般市民を相当バカにしていると思いますが・・・)ためにはそこらにあるものなんでも使おうということではないでしょうか。「なんとなく」という社会不安にのって何らかの政治目的を達成したいと思っているのではないでしょうかね・・・? たとえば、・・・徴兵制復活とか。「男は男らしく育てないと、引きこもりやニートばかり増えて日本の将来はないから、徴兵制を復活して男らしさを取り戻させよう」とかね。 冗談でなく。

  2. arai Says:

    こんにちは、愛読者です。
    僕はそもそもジェンダーフリー教育とやらを見たことがないので、
    アンチ・ジェンダーフリー派というのが不思議に思えます。
    ジェンダーフリー教育派というのは、どこかに存在するのだろうか、と思い
    ウェブを検索すると、反対派ばかりでてきました。
    統一教会が強力に反対してるというのはわかりましたが、推進派はどこに。。。

  3. kate Says:

    初めまして。いつも興味深く読ませていただいてます。

    >xanthippeさん

    林氏はすでに退官しているようですね。(今年退官したばかりでしょうか?)

    2005.04.25
    ■《解答乱麻》正しい教科書を選ぼう
    元東京女子大教授・林道義
    http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/text/050425-2text.html

  4. Macska Says:

    みなさま、どうもです。
    arai さん、以前わたしのサイトを紹介していただき、ありがとうございました。

    そうなんですよね、その「行き過ぎたジェンダーフリー」というのがどこにあるのだか全然分からないのです。問いつめると、結局どこかにパンフレットが1冊あったとかそんなつまらない話になるんですが、そのパンフレットの内容というのも大した事は書かれていないんです。例えば、「ひなまつりを否定」と宣伝されている部分についても実際には否定してなくて、「みんなで考えてみよう」的な事が書かれているだけ。

    あと、体育の授業で男女が同じ部屋で着替えさせられているとか、健康診断の時男女一緒に下着にさせられているとか、そういうアリー的というかスターシップ・トゥルーパーズ的な実例はあるんだけど、ただ単に学校に十分な更衣室などの施設がなくて、子どものプライバシーに無頓着なだけ。男女同じ部屋で着替えましょうなどと政策として推進している人なんて、どこにもいません。

    要するにですね、「新しい歴史教科書をつくる会」を中心とした歴史修正主義者たちの運動があって、それが教科書採択闘争において惨敗に終わったあと、右翼ではない普通の会員が次々と脱退しはじめたため、組織維持のために「反ジェンダーフリー」「反性教育」に方向転換したというだけのことでしょ。選挙で麻原彰晃ほか幹部が惨敗したあと、組織の引き締めを狙って離島でのセミナーを開き武装路線・被害妄想的宣伝を強めたオウム真理教と同じ。

  5. xanthippe Says:

    Macskaさん みなさん こんばんは
    男女共同参画プランがもうすぐ5年で、次のプラン作成のための公聴会が開かれましたが、20人ほどのアンチ・ジェンダーフリー派の人たちが、同じようなことを発言しにいらしてました。神道系の人たちも居たんじゃないのかなあ・・・。歴史教科書系や統一教会系の人たちのことはよく耳にしますが、会場250人ほどの出席者の中では明らかな少数派だったのに、めげずに次の会場も同志を募って行くんでしょうね。まあ、あんまり侮らず、きちっと対応しなければいけないのかなあ、という気はします。

  6. えがわやん・別館 Says:

    なるほど
    「アンチジェン・フリ」への突っ込みを読むのは楽しいの〜つーか、アンチの面々って何かにしがみ付かなきゃ自分を保てないのかな性を二つに分けて考えなきゃダメな人たちへのレベル…

  7. charis Says:

    はじめまして。このブログは大変勉強になるので、いつも拝見しています。アンチ・ジェンフリ派の主張は、たしかに奇妙ですね。ジェンダーが「生物学的に基礎づけられる」ならば、「ジェンダー・フリー」は単なるナンセンスなのだから、反対する必要もないはずです。執拗に反対するということは、反対することに意味があると考えるからで、つまり、ジェンダーは社会的・文化的レベルで変更可能なものと、彼らが考えている証拠ですね。

  8. しゅう Says:

    こんばんは(。。
    先日のマネーの件ではいろいろ勉強になりました(^0^
    日本だとマネーで検索しても殆どブレンダしか出ませんでしたし。

    ジェンフリ関連で評判が悪いのはたぶんこんなのですかねえ↓
    http://homepage2.nifty.com/antifemi/index.html

    後は性教育関係ですかね〜
    うちの地域はジェンフリ勢力が強いらしく?
    いわゆるSEXの仕方なんてのは小学校3,4年位には習ってた記憶がありますねえ。
    学年あがってもまったく同じことにかやらないから退屈だったですが(ぁ
    子供ながらにそこに行くまでの過程は教えなくてもいいのかよ(^^;)と思ってましたね(苦笑)

  9. xanthippe Says:

    しゅうさん はじめまして xanthippeともうします。
    しゅうさん、お年はおいくつ? 十代後半かな? それにしても、小学校3,4年でいわゆる”SEXの仕方”なんて習いました? 本当はそれって普通の保健教育でしょう? 「生理はどうしてあるのか」とか、「どうして赤ちゃんは生まれてくるのか」とか。あなたは知らなかったかもしれませんが、小学校3,4年生ともなると生理が始まる女の子が結構出てくるので、どうしたって必要な教育なんですよ。いまどきは小学校低学年でも性犯罪に狙われる危険もある世の中ですし、ね。 もし人形とか使って教えてもらったなら、それはそのクラスが養護学級か学校全体が養護学校だったってことなんですけど、そうでしたか? そういうところでは、人形を使ってまで教育しなければならないという事情があります。知的発達障害を持った女の子が性犯罪に狙われやすいので、それを何とかしなくてはならないってことなんですが、ご存知でしたか?

  10. xanthippe Says:

    すみません、途中で切れて追加になってしまいました。(~~;

    >子供ながらにそこに行くまでの過程は教えなくてもいいのかよ(^^;)と思ってましたね(苦笑)

    それはおっしゃるとおりかと思います。主に心の問題としてですけど。でも、小学校低学年でも、生理が始まったときから性病の問題や避妊の必要性と方法は教えるべきかもしれないとは、数年前、大学生にインタビューしたときに彼らの話を聞いて実感しました。

  11. しゅう Says:

    xanthippeさん初めまして〜♪”
    年は20ですよ〜(^^
    おっしゃってることの意味がよくわかりませんが(こういっては失礼ですが、相手にお前は何も知らないんじゃないか?!って言ってるみたいで感じ悪いですよ)
    いわゆるSEXの仕方ってのはペ○スをワ○ナに挿入して云々というやつを図解でやるやつですね〜
    ほかの場所はどうか知りませんが、初潮の話は当然やってますよ。
    >いまどきは小学校低学年でも性犯罪に狙われる危険もある世の中ですし、ね。 
    セックスの構造をただ教えればいいというものではないでしょう。
    やっぱり過程も大切ですよ。
    殆ど倒錯しているとはいえ、SEXは、新たな性を育むという重要な要素を持っている以上、
    大きな責任を伴うことがままあります。
    であるからして、一方的に相手の了解を無視して性犯罪に走ることは許されないという結論に至るのではないですか?

    >それはそのクラスが養護学級か学校全体が養護学校だったってことなんですけど、そうでしたか?
    それは、僕が養護学校で育った人間か?ということでいいですかね?
    この地域ではいたって普通の公立小学校ですよ(^^

  12. しゅう Says:

    え〜と上のレスは 5:39 am の投稿に関するものです(^^;

  13. しゅう Says:

    ちょっと訂正
    >殆ど倒錯しているとはいえ、SEXは、新たな性を育むという重要な要素を持っている以上、
    >大きな責任を伴うことがままあります。
    この部分は性被害で心が傷つくことを無視した文脈ではないのであしからず(^^;

  14. Macska Says:

    こんにちはです。
     これまでは「反ジェンダーフリー」の問題を扱ってきましたけれど、もしかしたら「反性教育」の方が深刻かもしれません。いかに彼らアンチ派が「男らしさ・女らしさ」の重要性を説いても今の子どもや若い人が彼らの言う通りになるとは思えませんが、性教育については妨害されることによる望まない妊娠や性病、そして性暴力といった弊害がかなり大きいですから。
     でも、性教育についてわたしが何か書けることなんてないしなー。

     しかし、そのアンチフェミサイトの管理人、がんばってますねー。「プロフィール」というリンクをクリックするとリンクが切れているというあたりが怪しさ満点なのでどーにかした方がいいんじゃないかと思ったりしますが。

  15. xanthippe Says:

    しゅうさん みなさん こんばんは

    おもわずお説教くさい発言になっちゃって、すみません。お気を悪くなさらないでくださいね♪ アンチジェンフリの人たちによる”行き過ぎた性教育”や”ジェンダーフリー教育”批判については、性教育とジェンダーフリー教育の違いも理解されていない人が、あまりに実態を知らなかったり曲解(恣意的かもしれませんけど)した上でのものが多く、少々うんざり気味なので、つい、”またかあ”と思っちゃったものですから。

    性教育について、基本的にしゅうさんのご指摘は正しいと思います。「赤ちゃんはどうすればできるか」について、人体の生殖機能を解説するだけで「セックス」を教えることになるかというと、そんなものではないですものね? おしべとめしべの話よりはましかもしれませんが、保健とか生物の話のレベルであって、「性教育」とはいえません。でも、行き過ぎるどころかほとんどがそのレベルでとどまっているのが今の実態だと思います。しゅうさんが子ども心に不満に思われたのも無理はないところでしょう。先生の能力不足や経験不足も実は心配なところです。一生懸命工夫されている先生もおられるんですけどね・・・。そういう意味では「ラブボディー」が槍玉に上がって活用されていないのは残念だなあ、と思います。

    性教育は自分の体を大切にすることを含めた命の大切さや、相手への思いやりをも含めた心の問題も同時に行われる必要があると私などは思っていますし、年齢に応じた情報の提供は不可欠だとも思っています。というのも、小学校5年と中学校2年の子どもたちにアンケートをした時、子どもたちは性に関する情報はインターネットや雑誌、マンガ、友人知人などいろん方面から得ていますが、一番信頼しているのは学校からの情報だったからです。

    そうした中で、性感染症や避妊知識も含めたきちんとした性教育や性暴力から身を守る教育が必要な年齢がどんどん低年齢化しているという実態があって、自分ちの子どもがまだ幼く見えるからといって、油断は大敵。 少々早いかと思っても、いずれは教えてあげなければならない事柄ですから、責任のある親であれば、せめて学校で教えてもらってきたことをきっかけに家族でしっかり話し合うなど、フォローするくらいの覚悟が必要だと思いますがね・・・。

    >セックスの構造をただ教えればいいというものではないでしょう。
    >やっぱり過程も大切ですよ。

    もちろんそうですね。構造を教えたその上で、子どもたちも性の対象として見られるときもあるんだと、それに対して自分の身を守る必要があるんだよ、ということは教えてあげないと、と思うんですけど、しゅうさんはどう思われます? 

    >であるからして、一方的に相手の了解を無視して性犯罪に走ることは許されないという結論に至るのではないですか?
    おっしゃるとおりですね!

    >>それはそのクラスが養護学級か学校全体が養護学校だったってことなんですけど、そうでしたか?
    >それは、僕が養護学校で育った人間か?ということでいいですかね?

    ? 説明不足でしたかね? 人形で教わってらっしゃらないのでしょう? 説明不足で誤解されたらごめんなさい。

    たとえば、人形を使った性教育を行き過ぎているとして批判する向きがあるのですが、どこで誰がどのように誰を対象に実施されたものかなどが伏せられたままで説明されず、そのために生じた人々の誤解を利用して、”行き過ぎた性教育批判”を無根拠にジェンダーフリー教育批判にまで展開しているということがあります。 

    ジェンダーフリー教育については、いわゆる「隠れたカリキュラム」といわれるものについて教師の注意を促すものであって、子どもたちに何かを教えるとか刷り込むとかいうものではないということを、もっと広く知っていただく必要があるかもしれませんね。

  16. しゅう Says:

    みなさん、こんばんは(。。

    >>Macskaさん
    >しかし、そのアンチフェミサイトの管理人、がんばってますねー。
    見た瞬間をををっ!ってビックリしちゃいますよね(^^;

    >>xanthippeさん
    >人体の生殖機能を解説するだけで「セックス」を教えることになるかというと、そんなものではないですものね?

    仰るとおり!だと思います(^^
    ただ言葉自体の解釈がずれる恐れもあるから、違いに気をつけるのが難しいですよね(^^;

    >…保健とか生物の話のレベルであって、「性教育」とはいえません。でも、行き過ぎるどころかほとんどがそのレベルでとどまっているのが今の実態だと思います。

    うん!なるほど。xanthippeさんのビジョンがこれで結構見えてきた気がします(^^
    “行き過ぎた性教育”という言葉に関しては、
    xanthippeさんの解釈と保守派の人間のそれの間に、大きな隔たりがあるように見えます。
    言葉の解釈自体、どっちが正しいかは一概に言えないと思いますが。

    僕の知ってる保守派の主張は一言で言うと、
    “自己に責任が持てない人は、みだりに性行為を行うべきではない”となります。
    よって”行き過ぎた性行為”とは、”責任の理解が十分でないのに、知識だけを先行させたり、性行為を黙認または称賛すること”というものになるわけですから、
    学校が対処療法として生徒にゴムを配る行為などは、教育の怠慢だとして、しばしば批判を浴びるわけです。
    せっかく避妊の知識を持っていても、性行為に責任が持てないならば、”相手に嫌われたくないからゴムをつけない”なんていう人が出てきちゃうわけで(無論パートナーはもっと悪い)、
    僕はこの考えは一理はあるかと思っています。
    リベラリストのMacskaさんが聞いたらムッとするかも知れませんが(苦笑)
    勿論、加えて年齢に応じた情報の提供は欠かせないし、時代に応じた柔軟な対応が必要だと思いますけどね。

    >「ラブボディー」が槍玉に上がって活用されていないのは残念だなあ、と思います。
    検索かけたら全ページ乗ってるやつを発見しました。
    いやー便利な世の中ですね(^^
    http://popup12.tok2.com/home2/education/data/newspaper-landb.htm
    今回はじめてみたんですが、
    世の中を騒がせた割には・・・って感じですね(^^;
    気になったことといえば、ピルに性病防止効果がないこと(考えればわかりますが)、
    ピルの服用で体調に変化が生じうること(確か太る人がいるという話を聞いたことが)が明記されていないことと、
    なぜか、男の子の自慰について書いてあるのに、女の子のそれの記述はまったくないことぐらいですかね。
    今度保守派の人にも聞いて見よっと。

    >性教育は自分の体を大切にすることを含めた命の大切さや、相手への思いやりをも含めた心の問題も同時に行われる必要があると私などは思っていますし、年齢に応じた情報の提供は不可欠だとも思っています。

    同感!ですね(^^

    >少々早いかと思っても、いずれは教えてあげなければならない事柄ですから、責任のある親であれば、せめて学校で教えてもらってきたことをきっかけに家族でしっかり話し合うなど、フォローするくらいの覚悟が必要だと思いますがね・・・。

    確かになんでも学校任せはよくないですよね(^^;

  17. しゅう Says:

    追加〜(。。
    >? 説明不足でしたかね? 人形で教わってらっしゃらないのでしょう? 
    あ!つまり僕らがやった、断面図とかを使って図解で性行為の勉強をするのが、普通の保健の授業で、
    人形が出てくるのが、行き過ぎた〜になるということですか?

    >”行き過ぎた性教育批判”を無根拠にジェンダーフリー教育批判にまで展開しているということがあります。 
    性教育の本ってジェンダーに関する記述も間々ありますから、それで現場が混乱するんじゃないですかね。

    >ジェンダーフリー教育については、いわゆる「隠れたカリキュラム」といわれるものについて教師の注意を促すものであって、子どもたちに何かを教えるとか刷り込むとかいうものではないということを、もっと広く知っていただく必要があるかもしれませんね。
    え〜、そうだったのか・・・
    んじゃ、友達の小学校でやってた,男にスカート履かせて、女に男物の服を着せて手をつないでる絵を書くと点数がもらえる授業とか、女性は差別されている!とかいって甘い汁を吸った覚えもないのに加害者扱いされたのは何だったんだろう(^^;

  18. しゅう Says:

    訂正箇所発見 ナンバー16のコメント
    行き過ぎた性行為→行き過ぎた性教育です。

  19. macska Says:

    > 僕の知ってる保守派の主張は一言で言うと、
    > “自己に責任が持てない人は、みだりに性行為を行うべきではない”となります。

    (略)
    > 僕はこの考えは一理はあるかと思っています。
    > リベラリストのMacskaさんが聞いたらムッとするかも知れませんが(苦笑)

    あ、「自己に責任が持てない人は、みだりに性行為を行うべきではない」という考え方はOKです。性行為じゃなくて「車の運転」とか「ペットの飼育」でも同じですけど、リベラリストだって「結果に責任を持てない行為は軽々しくするな」「自己決定の帰結には責任を持て」というのには反対しない。

    でも、「みだりに性行為を行うべきではない」とさえ言っていれば、あるいは性についての知識さえ与えなければ、問題が起きないのかってところがポイントですね。これは米国ではデータがたくさんあってはっきりしているわけですが、「みだりに性行為を行うべきではない」と教える教育プログラムは短期的にしか効果がなく、長期的には望まない妊娠や性病感染の確率が上昇します。

    望まない妊娠や性病の予防に一番効果があると分かっているのは、「みだりに性行為を行うべきではない」と教えるのでもなく、またただ「コンドームを使えば良い」と言うのでもなく、それぞれのオプションについてどういうリスクがあるのか正しく教えるプログラムです。そうすることで自己決定の前提となる情報を充実させれば、より責任ある(なおかつ本人にとって有利な)選択が選び取られる可能性が上昇します。あれをしろ、これをするなという話じゃなくて、自己決定能力を上げるような性教育プログラムが必要ということですね。

    > 学校が対処療法として生徒にゴムを配る行為などは、教育の怠慢だとして、しばしば批判を浴びるわけです。

    配るだけじゃ怠慢でしょう。配らないよりはずっといいけど。

    > なぜか、男の子の自慰について書いてあるのに、女の子のそれの記述はまったくないことぐらいですかね。

    反ジェンフリ関係の人たちはさぞ喜んでいることでしょう(笑)
    ひどいよなー、しっかしそれは。

  20. しゅう Says:

    訂正個所見つけたのでそれだけ先に(^^;
    >> なぜか、男の子の自慰について書いてあるのに、女の子のそれの記述はまったくないことぐらいですかね。
    >反ジェンフリ関係の人たちはさぞ喜んでいることでしょう(笑)
    >ひどいよなー、しっかしそれは。

    あ!ごめん。改めて見直してみたところ、一応女性版もついてるみたいです。
    30ページ目の記述で後ろのほうで補足説明的についてました。

  21. xanthippe Says:

    みなさん こんにちは

    >xanthippeさんの解釈と保守派の人間のそれの間に、大きな隔たりがあるように見えます。
    >言葉の解釈自体、どっちが正しいかは一概に言えないと思いますが。

    一部の保守派の人たちが「行き過ぎだ」という部分については、「ラブボディ」を実際読み、どういった対象にどのような利用をするかまでの情報を得ると、「これが?そんなことないじゃん」という感想を持つ人がほとんどだと思います。情報の一部を取り出し、恣意的な提供のされ方をしているので、実際とかけ離れたものにデフォルメされてしまっているのですね、きっと。「ブレンダとよばれた少年」と同じようなやり方です。

    人形を使った性教育については、かつて養護学級で知的発達障害の子どもたちを対象に使用されていたものを、あたかも普通学級の低学年で使っているかのように、「いき過ぎだ」と批判しています。プロパガンダに利用されているようなものですね。

    >僕の知ってる保守派の主張は一言で言うと、
    >“自己に責任が持てない人は、みだりに性行為を行うべきではない”となります。

    その点は、性教育について議論していた国家主義者の人と私とで、唯一意見が一致した点です。問答無用で押し付けるか、命の大切さ、自分の心と体を大切に守るという切り口で子どもたちの自覚を促すというやり方で迫るか、という方法論で違っただけです。

    学校がコンドームを配るだけならもちろん不十分ですが、きちんとコンドームの使い方まで教えることは必要かもしれません。若者の性病予防に取り組んでいる先生に言わせると、甘いものを食べたら歯磨きするのと一緒で、習慣として身につけさせることが必要だとか。「虫歯になるから甘いものは食べちゃだめ!」と禁止するだけでは、お菓子が氾濫している社会で子どもたちを虫歯から守ることができないのと同じだそうです。

    もちろん、「せっかく避妊の知識を持っていても、性行為に責任が持てないならば、”相手に嫌われたくないからゴムをつけない”なんていう人が出てきちゃうわけで(無論パートナーはもっと悪い)」というのはしゅうさんのおっしゃるとおりなんですが、もっと言えば、女の子に対してだけでなく、男の子についても必要な教育だと思います。このようなことは相互の「力関係」とジェンダーロールにもよるので、セックスの場面でもジェンダーイクオリティーについての認識、女の子についてはエンパワーって必要なんだろうと思います。

  22. しゅう Says:

    どうも、しゅうです今晩はー(。。

    >>Macskaさん
    >リベラリストだって「結果に責任を持てない行為は軽々しくするな」
    >「自己決定の帰結には責任を持て」というのには反対しない。

    なるほど、”自由には責任が伴う”ってやつですね(^^
    ちなみに、↑の言葉は、僕の通ってた高校の唯一の校訓だったりします。
    どこまで責任委譲ができるかが今回の問題ですよね(^^;

    >「みだりに性行為を行うべきではない」とさえ言っていれば、あるいは性についての知識さえ与えなければ、問題が起きないのかってところがポイントですね。

    禁断の果実ほど魅力的なものはないですもんね(^^;

    >あれをしろ、これをするなという話じゃなくて、自己決定能力を上げるような性教育プログラムが必要ということですね。

    ほうほう、なるほどです(。。
    やっぱ想像力を養うって重要ですよね〜

    ん〜けど、やっぱり、ある程度の押し付け(○○は△だから、”駄目だよ”)って必要かもって思ったり。
    行為制限能力者に、安易に自己決定権を与えるのは、責任をなすりつけることにも成りますもんねえ(゜゜

    >配るだけじゃ怠慢でしょう。配らないよりはずっといいけど。

    なるほど〜。この問題に関しては、
    保守派から”配布行為自体が、青少年の性行為を黙認する行為だ”との批判があるのですが、
    この辺どうなんでしょう?
    勿論なにもしないのが一番悪いとは思うのですが(。。

  23. しゅう Says:

    >>xanthippeさん

    >一部の保守派の人たちが「行き過ぎだ」という部分については、「ラブボディ」を実際読み、どういった対象にどのような利用をするかまでの情報を得ると、「これが?そんなことないじゃん」という感想を持つ人がほとんどだと思います。

    改めて、読み直してみたんですが、ピルの項目に関しては問題だな、と思います。
    最初に読んだときはその辺の意識が希薄でしたね。
    入手方法の開示はまったく問題ない(何のために紹介したかわからないし)と思いますが、

    海外では死者が出て(使用量は違うでしょうが)、頭痛、めまい、吐き気などの症状も報告され、
    航空機の搭乗の際に服用をを控えるように言われている薬物の負の面を全く知らせずに、
    メリットだけを強調するのは、子供たちの”知る権利”を侵害してますよね。
    最低限、そういった指摘があるくらいは開示しないと。

    >人形を使った性教育については、(中略)プロパガンダに利用されているようなものですね。

    情報開示は的確に行うべきでしょうね(^^

    >問答無用で押し付けるか、命の大切さ、自分の心と体を大切に守るという切り口で子どもたちの自覚を促すというやり方で迫るか、という方法論で違っただけです。

    勿論、有無を言わさず駄目といっても納得しないでしょうが、
    ただ自覚を促すという方法も完璧ではないと思います・・・
    冷たい言い方になっちゃうんですが、子供がそれだけ高等な責任論を理解しうるなら、
    少年法なんていらないわけで・・・

    >学校がコンドームを配るだけならもちろん不十分ですが、きちんとコンドームの使い方まで教えることは必要かもしれません。

    仰るとおり、配る以上は使い方を教えないと意味がない(むしろ逆効果になりうる)と思います。

    >若者の性病予防に取り組んでいる先生に言わせると、甘いものを食べたら歯磨きするのと一緒で、習慣として身につけさせることが必要だとか。「虫歯になるから甘いものは食べちゃだめ!」と禁止するだけでは、お菓子が氾濫している社会で子どもたちを虫歯から守ることができないのと同じだそうです。

    すごく説得力のある話だと思います。
    ん〜けど、いまのところSEXはコミュニケーションの面が肥大化して、生殖は諸要素のひとつになってますよね?
    ここいら辺は知識がないんで、へんなこと言ってるかもしれませんが、
    例え、ゴムをつけて、望まない妊娠や性病は防げても、
    安易に体を重ねたことがキッカケで、心が傷ついてしまうことは防げないですよねえ。
    そこいら辺は、どうなの?という感想を持ちました。

    >女の子に対してだけでなく、男の子についても必要な教育だと思います。

    勿論そうですよね。
    責任を持ち、想像力を養うことはすごく重要なことだな、と。

    >このようなことは相互の「力関係」とジェンダーロールにもよるので、セックスの場面でもジェンダーイクオリティーについての認識、女の子についてはエンパワーって必要なんだろうと思います。

    相手を尊重することは絶対必要だと思うし、望まない妊娠などのダメージ(避妊が必ず成功するわけじゃなし)は、恐らく女性のほうが大きいでしょうね。
    ただまあ、性病に関しては、男性から女性に移る事もあれば、女性から男性に移る事もありますね。

  24. xanthippe Says:

    しゅうさん こんばんは

    まず、私へのお返事ではなかったのですが、気になったので。

    >ん〜けど、やっぱり、ある程度の押し付け(○○は△だから、”駄目だよ”)って必要かもって思ったり。
    >行為制限能力者に、安易に自己決定権を与えるのは、責任をなすりつけることにも成りますもんねえ(゜゜

    それって押し付けですか? 適切な情報開示と考えたほうが良いのでは? 後は、避妊というのがどんな方法も完全ではないこと、もしかのときの事態は、本人にとって大きなリスクがあることを教えてあげることしかできないと思います。それでも、という子たちには、黙って支援してあげるしかないのではないですかね? そういう経験の中で、良い大人(母親、父親)になっていく少年少女たちもいるのではないかと思います。

    >改めて、読み直してみたんですが、ピルの項目に関しては問題だな、と思います。
    >最初に読んだときはその辺の意識が希薄でしたね。

    ピルが万能ではないのはおっしゃるとおり。そのことも性教育の中に取り入れるべきなのはそうなんですが、しゅうさんのその「ピルの知識」ってどこから持ってこられましたか? 今現在産婦人科などで使われているピルは、そんなに危険なものは少ないと思うのですが・・・。

    アフリカなどで人口抑制のために無料で支給されているピルの中には、おっしゃるような危険なピルがあって、問題になっているのは事実です。ただ、その子の個性によって、ピルが合わない人もいると思うので、まずは産婦人科で気楽に相談できることが大切ですね。

    >ん〜けど、いまのところSEXはコミュニケーションの面が肥大化して、生殖は諸要素のひとつになってますよね?
    >ここいら辺は知識がないんで、へんなこと言ってるかもしれませんが、
    >例え、ゴムをつけて、望まない妊娠や性病は防げても、
    >安易に体を重ねたことがキッカケで、心が傷ついてしまうことは防げないですよねえ。

    今、深刻な問題になっているのは、合意の上でというのではなく、デイトレイプなどです。しゅうさんがおっしゃっているのは失恋のレベルではないかと思うのですが、そういうレベルなら、社会の偏見さえなければ、そう回復は難しくはないのではないでしょうかね・・・? 

  25. しゅう Says:

    >それって押し付けですか? 適切な情報開示と考えたほうが良いのでは?

    ん〜、言い方が悪かったかなあ?(゜゜)
    「単なる情報開示」か「意図を持った情報開示」かの違いです。

    >それでも、という子たちには、黙って支援してあげるしかないのではないですかね?

    例えば女子高生×男子高生とかなら、まだ良いと思うんですが、
    これが、マイケ・・・もとい成人男性×小学生とかだったらどうでしょう?

    僕ならお巡りさんに通報しちゃうけどなあ・・・

    >今現在産婦人科などで使われているピルは、そんなに危険なものは少ないと思うのですが・・・。

    えぇぇ!?そうなのか・・・
    どの用途に使われたピルか明示されていなかったので、混同しちゃったのかなあ。
    情報ソースは国会答弁での山谷えり子衆院議員(民主)の発言ですね。

    んまあ、例えば思春期のピルが妊娠率に与える影響なんて、そうそう綺麗に算定できるわけではないでしょうから、
    ある程度、安全面を重視した情報開示(負の情報の積極開示)は、いるんじゃないかなあととも思います(。。

    >アフリカなどで人口抑制のために無料で支給されているピルの中には、おっしゃるような危険なピルがあって

    これも知りませんでした。こわいなあ(>_< ;) >今、深刻な問題になっているのは、合意の上でというのではなく、デイトレイプなどです。

    力関係とかの話があったんで、てっきりセクハラに代表される合意を強制するような構造論かな?と思ってました。
    デイトレイプっていわゆる顔見知りによる強姦被害って事ですよね?(横文字にするのって深刻度が伝わらない気がして好きじゃない・・・)

    この問題を解決するためのエンパワーってどんなものがあるんでしょうか?(。。

    PS 保守派(っぽい)方からラブ&ボディーについて興味深い感想をいただきましたので後で紹介しますね。

  26. しゅう Says:

    挨拶書き忘れた(汗)
    xanthippeさん今晩は〜
    上のはすべてxanthippeさんへのレスです。

  27. xanthippe Says:

    しゅうさん みなさん こんばんは

    >「単なる情報開示」か「意図を持った情報開示」かの違いです。

    なるほど。「意図」というのが、相手の状況、必要性に対して適切なものを選択しようという意図なら、異論はありません。

    >例えば女子高生×男子高生とかなら、まだ良いと思うんですが、

    もちろん、そのレベルです。児童の性的虐待等に対応するのはCAPなどがやっている別のプログラムが必要で、「ラブ&ボディー」(すみません、&が抜けていましたね、失礼しました)では役不足です。さらに言えば、HIV問題にも十分な対応はできていないのじゃないかと思います。企画・編集されたのが少し前で、HIVが今ほど深刻な問題になるとは思われていなかったし、その後のバッシングで改編どころじゃなかったでしょうし。

    >えぇぇ!?そうなのか・・・
    >どの用途に使われたピルか明示されていなかったので、混同しちゃったのかなあ。
    >情報ソースは国会答弁での山谷えり子衆院議員(民主)の発言ですね。

    はっはっは。やっぱり。その辺だろうと思っていました。 アフリカやインド、中国もそうだったかと思いますが、副作用が多くて先進国ではもう使わなくなったピルを、どさっと持っていって使わせ、女性たちに被害を出したというので問題に上げられたのは、確かNY2000年女性会議のときだったかと思います。済んだことはすぐ忘れてしまう人間ですので、違ったらごめんなさい。

    >んまあ、例えば思春期のピルが妊娠率に与える影響なんて、そうそう綺麗に算定できるわけではないでしょうから、
    >ある程度、安全面を重視した情報開示(負の情報の積極開示)は、いるんじゃないかなあととも思います(。。

    そうですね、それはおっしゃるとおりと思います。

    >力関係とかの話があったんで、てっきりセクハラに代表される合意を強制するような構造論かな?と思ってました。
    >デイトレイプっていわゆる顔見知りによる強姦被害って事ですよね?(横文字にするのって深刻度が伝わらない気がして好きじゃな>い・・・)

    デイトレイプも基本的には合意の強制でしょう。強制されたものが合意とはいえないと思いますが。

    >この問題を解決するためのエンパワーってどんなものがあるんでしょうか?(。。

    護身術など習って腕力をつけるとか は半分冗談、半分本気。 この分野でもCAPがいろいろ取り組んでいるので、詳しくはまた聞いておきます。 個人的には、日ごろなめられないようにしておくのも必要かも、と思います。(^^; 

    PS 保守派(っぽい)方からラブ&ボディーについて興味深い感想をいただきましたので後で紹介しますね。

  28. xanthippe Says:

    すみません。発言27の「PS 保守派(っぽい)方からラブ&ボディーについて興味深い感想をいただきましたので後で紹介しますね。

    」はしゅうさんのコメントを削除し忘れたものです。

  29. しゅう Says:

    返信サボってる間に一週間近くたってしまったΣ( ̄□ ̄;)
    しゅうです。皆さん今晩は〜♪”

    >>xanthippeさん
    >もちろん、そのレベルです。児童の性的虐待等に対応するのはCAPなどがやっている別のプログラムが必要で、「ラブ&ボディー」では役不足です。

    ふむふむ、なるほど〜。
    さすがに、これだけの容量に詰め込むのも難しいでしょうし、
    ほかのプログラムで補完していくことが大切なんですね(^^

    >副作用が多くて先進国ではもう使わなくなったピルを、どさっと持っていって使わせ、女性たちに被害を出した

    随分とヒドイ話ですね・・・(-_-;)

    >デイトレイプも基本的には合意の強制でしょう。強制されたものが合意とはいえないと思いますが。

    なるほど。顔見知りなだけに告発した際、周囲に与える影響が大きく、
    それを恐れるあまり、事件が表面化しにくいということでしょうか(゜゜

    >護身術など習って腕力をつけるとか は半分冗談、半分本気。 この分野でもCAPがいろいろ取り組んでいるので、詳しくはまた聞いておきます。 個人的には、日ごろなめられないようにしておくのも必要かも、と思います。(^^; 

    ふむふむ。互いに対等な立場に立つように自分自身も心がけるのですね(^^

    〜保守派(っぽい)方からラブ&ボディーについてのご意見〜
    転載の許可をまだ取ってないので、手短な引用(一部文意が変わらないよう改変)にします(^^;

    この方によると、
    ラブ&ボディーのsexに関する部分には変なことかいてない。
    「性に関する情報が溢れていて、おかしな情報も多い。性行動の低年齢化も進んでいるし、非行や犯罪の怖れも大。だから、学校でも正しい知識を教えて理解を助けるのには賛成」
    ただ、あの冊子にあるのは、実は「性教育」だけではない、
    すなわち付随して語られている「今後あるべき男女像」に問題がある。
    例えば、男子の性衝動に関して抑制と異性への配慮を求めるのは良い。
    ところがその解説の直後に、従来の「男らしさ」に縛られるなという訓示が述べられる。
    これではまるで、日本でいう男らしさとはレイプすることであった…と言わんばかり。
    そういうのをさすがに「男らしい」とは言ってこなかったはず。
    だから『ラブ&ボディ』で、単にフィジカルな性教育だけでなくメンタルな男女観のことも子供たちに教えて考えさせたい…というんだったら、例えば「見つめ直してみよう“男らしさ”“女らしさ”」と題して、よく見聞きする「らしさ」の中で、ほんとうにその名に値するものはどれだろう?みたいな語り口でも良かっただろう。
    とのことでした。

  30. xanthippe Says:

    しゅうさん みなさん こんばんは(って、6月がすんじゃってからもここで書き込んでいいのかなあ・・・)

    CAPの人にはこの間あったのですが、デイトレイプから身を守るエンパワーのプログラムについて、聞く時間がありませんでしたので、ちょっと待ってくださいね。(^^;

    >なるほど。顔見知りなだけに告発した際、周囲に与える影響が大きく、
    >それを恐れるあまり、事件が表面化しにくいということでしょうか(゜゜

    そうではなくて、周囲からはレイプではなく、合意のうえだと見られて、訴えても理解されないことが多いということかと。

    >ところがその解説の直後に、従来の「男らしさ」に縛られるなという訓示が述べられる。
    >これではまるで、日本でいう男らしさとはレイプすることであった…と言わんばかり。
    >そういうのをさすがに「男らしい」とは言ってこなかったはず

    ふむう。そういう風に受け取りますかね・・・? 性教育の文脈で話されていることですから、現在の日本の性文化(暴力的なポルノとかが多いでしょう?)でいう「男らしい」が、いったいどういうものをイメージさせるかで理解してほしいと思うのですがねえ・・・。 それを拡大して「日本文化でいう男らしさ全般を対象に批判している」と取るのはいかがなものでしょうか? 

    もちろん、日本でも「男らしい」のある一面がmasculist的であるのは事実ですし、それが極端になった場合暴力的であるのも事実です。でも、おっしゃるような保守派(?)の批判は、文脈からずれているし、極端な部分を批判しているものを全体を批判しているとするのは、一種のすり替えか、見当違いか、って感じがしますが、どうなんでしょうね?

    >だから『ラブ&ボディ』で、単にフィジカルな性教育だけでなくメンタルな男女観のことも子供たちに教えて考えさせたい…というんだった
    >ら、例えば「見つめ直してみよう“男らしさ”“女らしさ”」と題して、よく見聞きする「らしさ」の中で、ほんとうにその名に値するも>のはどれだろう?みたいな語り口でも良かっただろう。

    これって、本当に保守派の方のご意見ですか? 多くのジェンダーフリー教育推進に関わる人も、基本的な姿勢はこれですよ? ただし、性教育ではなくって、あくまでもジェンダーフリー教育ですけどね(~~;

  31. しゅう Says:

    半熟オムライスを作ってご満悦のしゅうです、こんばんはー(。。

    >>xanthippeさん

    >(って、6月がすんじゃってからもここで書き込んでいいのかなあ・・・)

    掲示板と違って書き込んでもスレッド(?)が上がる訳ではないでしょうから、
    実害はないと思いますです。
    ただ、けっこう下のほうに行っちゃってるので、この話題に新規参入される人は中々いないかも。

    そこで一つ提案してみるんですが、xanthippeさんさえよろしければ、
    ほかの方も交えて、別の場所(先日紹介した方のBBS)で、
    お話をつづけるのはどうでしょうか?(゜゜
    フェミもメンリブも左も右も保守も革新もいる不思議な空間ですけどね(苦笑)
    もちろん無理強いはしませんし、ここでのお話しはすごく勉強になってます(。。

    >CAPの人にはこの間あったのですが、デイトレイプから身を守るエンパワーのプログラムについて、聞く時間がありませんでしたので、ちょっと待ってくださいね。(^^;

    わざわざ、どうもすいません(。。
    ホント時間があったときでいいですから(^^

    >そうではなくて、周囲からはレイプではなく、合意のうえだと見られて、訴えても理解されないことが多いということかと。

    なるほど、なるほど。
    冤罪の可能性があるために、事実認定が困難を極めるのですね・・・

    >ふむう。そういう風に受け取りますかね・・・? 性教育の文脈で話されていることですから、現在の日本の性文化(暴力的なポルノとかが多いでしょう?)でいう「男らしい」が、いったいどういうものをイメージさせるかで理解してほしいと思うのですがねえ・・・。

    ふむふむ。僕はむしろ暴力的なポルノに描かれてるのって、男の風上にも置けない行為じゃないかな、と感じます。
    つまり、学校の窓ガラスをバットで叩き割るみたいに、男らしさの”裏返し”をやることで、
    社会の規律のようなものを侵犯する快感をえてる・・・みたいな?

    >それを拡大して「日本文化でいう男らしさ全般を対象に批判している」と取るのはいかがなものでしょうか? 
    もちろん、日本でも「男らしい」のある一面がmasculist的であるのは事実ですし、それが極端になった場合暴力的であるのも事実です。でも、おっしゃるような保守派(?)の批判は、文脈からずれているし、極端な部分を批判しているものを全体を批判しているとするのは、一種のすり替えか、見当違いか、って感じがしますが、どうなんでしょうね?
    ふむう。ここは僕の引用が悪かったかも。それで齟齬が生じたならごめんなさい。
    原文は
    http://my.reset.jp/~funashow/
    からいける掲示板のNo.1118です。
    ご本人もURL付でこちらに書き込まれたことありますし、経過もご覧になってるはずだから、
    大丈夫だと思います(^^;

    >これって、本当に保守派の方のご意見ですか? 多くのジェンダーフリー教育推進に関わる人も、基本的な姿勢はこれですよ? ただし、性教育ではなくって、あくまでもジェンダーフリー教育ですけどね(~~;

    少なくともフェミニストでないことだけは確かです(笑)
    政治的に保守を自認してる方ではないのですが、僕に比べればずっと”らしさ”の存在に付いては、肯定的な印象を受けました。

  32. xanthippe Says:

    しゅうさん こんにちは

    >そこで一つ提案してみるんですが、xanthippeさんさえよろしければ、
    >ほかの方も交えて、別の場所(先日紹介した方のBBS)で、
    >お話をつづけるのはどうでしょうか?(゜゜

    私にはこれ以上何か新しい知識もないし、たいしたコメントも出来ないと思いますが、いろんな方からご意見が伺えればこれからの参考になるので、お邪魔でなければ参加させていただきます。

  33. りんたろう Says:

    こんにちは
    某サイトのコメント欄から来ました。
    ジェンフリ叩きにブレンダの症例を利用する人々に疑問を感じていたのですが、
    macskaさんやコメント欄のみなさんのおかげでかなりスッキリと整理することができました。
    これからも楽しみにしてます。

  34. 芥屋 Says:

    この『ラブ&ボディ』についてなのですが、現在、私の掲示板(上記URL)にて、xanthippeさんが奮戦中です。奮戦中のなのはいいけど、今のままだと「ほら見てご覧。ジェンフリ派はあんな考え方=批判派の言うとおり」みたいな感じで終わると思います。でも、今うちんとこで批判意見寄せてる人は、思想別で言うと、

    私:右翼
    Josefさん:リベラル左派
    楽俊さん:メンズリブ
    tpknさん:左翼
    チョロくん:働くママ
    gajiさん:猫が好き

    …はっきり言って、macskaさんの論考の枠外なんですよね、ほとんど。xanthippeさんは「macskaさんにも来て欲しいなぁ」と言ってましたが、さすがにそれは私も小なりとはいえ管理人の立場で「元々ここの話題だからmacskaさんに来いというのは筋違い」と断ったのですが、今のままではあんまりかな?と。

    みなさま、是非是非、この話題にご参加くださいませ。小さな掲示板ですけど、左右にこだわらない論客がそろっておりますので。

    そこで、上記macskaさんの論考に同意の人、是非、ご意見をお寄せください。

  35. しゅう Says:

    本筋から関係ない話なんでアレですが、
    Josefさんて左派保守じゃありませんでしたっけ?

  36. 芥屋 Says:

    >しゅうさん

    >Josefさんて左派保守じゃありませんでしたっけ?

    もちろんそうなのですが、明治以来、それがリベラル左派の本流ですので。リベラル右派は、ほら、産経新聞とかでしょ?^^

  37. しゅう Says:

    へえ、そうなのですか。
    いろいろあるんですねえ(。。

  38. tpkn Says:

    × tpknさん:左翼
    ○ tpknさん:サヨク

    未だに「階級闘争」とかやってるオッサンどもと一緒にされるとウザいので…(w

  39. 芥屋 Says:

    >未だに「階級闘争」とかやってるオッサンどもと一緒にされるとウザいので…(w

    失礼しました。そういうことだったんですかー。単なる諧謔で「サヨク」じゃなかったんですね…

    って、でも「アナキストっつったら、めっちゃ左翼でいいじゃん」とも思ったりw

  40. こんぶダイアリー −キーワードでヒかれる俺様ブログ Says:

    [As Nature Made Him]レイマー氏を蔑(さげす)む林道義氏

     フェミニズムへの理論的批判という名のエセ学問 ——曲学阿世の名誉教授 レビュー 著者からの内容紹介 「ジェンダーフリ−はマネーの『双子の症例』に依拠していた」「『ブレンダ事件』については学会や出版界に圧力がかかり、ひたすら隠蔽されている」「日本のフ�…

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