思いつきでしかない「ジェンフリ教育の弊害」/林道義氏への返答
2006/01/15 日曜日 - 01:33:50 by adminずいぶん前に書いた「生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾」というエントリに対して、林道義氏から無謀にも反論があった。さっそく読んでみたところ、あまりにバカらしくて再反論する価値も無さそうだと思ったけれど、一応礼儀としてお答えしておこうと思う。
ずいぶん前に書いた「生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾」というエントリに対して、林道義氏から無謀にも反論があった。さっそく読んでみたところ、あまりにバカらしくて再反論する価値も無さそうだと思ったけれど、一応礼儀としてお答えしておこうと思う。
今日紹介するのはハワイ大学ミルトン・ダイアモンド教授が世界日報の山本彰記者とのあいだに交わしたメールの第二弾。
ジョン・マネーによる「双子の症例」実験のその後を追跡調査してその破綻を明らかにした学者と言えば、ハワイ大学のミルトン・ダイアモンド教授。
ちょっと前にこのブログに降臨して議論に応じてくださった小谷野敦氏が雑誌「諸君!」で仲正昌樹・八木秀次の両氏と鼎談したとの情報を掲示板の方で聞いていたのだけれど、今日そのコピーが手に入った。
キーワード」の「ジェンダー」の項目におかしな内容が書かれているのを紹介したところ、その内容自体は直後に別の人によってより真っ当な内容に書き換えられたのだけれど、発端となったおかしな内容を書いた当の小谷野敦さんが当該エントリのコメント欄に登場していろいろ書き込んだ上に、自身のダイアリでも関係した議論を書き込み、さらにわたしがなんばさんに頼んで修正してもらったキーワード「ジョン・マネー」まで書き換えて「日本のフェミニスト、小倉知加子や上野千鶴子はその『ブレンダ』少年の事例をごまかして自らの過ちを認めようとしていない」と付け加えるなどご活躍中の様子。
現在実験中の掲示板 @ macska.org の方に「まな」さんから情報提供。以前「はてなキーワード」における「ジョン・マネー」の項目があまりにヒドかったので、なんばさんに手伝ってもらってより充実したものに修正したのだけれど、今度は「ジェンダー」の項目におかしな記述が。
いつものように復刊された「ブレンダと呼ばれた少年」の感想を探していたところヒットしたアンチ・ジェンフリ派のブログ、「徒然なるままにエッSAY!」の「嘘から始まったジェンダーフリー」を読む。
先日書いた「ジョン・マネーの正体、実は『アンチ・ジェンダーフリー』派」において瑠璃子さんという方のエントリに反論したところ、幸いお返事をいただいたので、今回はそれに答えることにします。ただしこれまでの繰り返しが多いのであんまり内容なかったり…
もはやどーでもいいんだけど、またしてもジョン・マネー及び「ブレンダと呼ばれた少年」の話題。というのも、例の本が復刊されたことで新しく感想を述べている人はいないかなぁと探したところ、わたしがここで以前書いた事に対して批判していると思われる記述を偶然発見したので、それについてお答えしなくちゃいけないと思ったのね。
前回紹介した通り、はてなダイアリの「ジョン・マネー」の項目があまりに間違いだらけな上にわけの分からない陰謀論っぽい内容なので直そうと思ったのだけど、問題が問題なだけに「アンチ・ジェンフリ」「アンチ・フェミ」派からの反発が予想されそう。