『ブレンダと呼ばれた少年』と終わらないバックラッシュ言説の迷走
2006/09/04 月曜日 - 01:08:53 by admin以下に掲載するのは、先月25日に世界日報に山本彰名義で掲載された記事「根拠失った小山エミ氏(フェミニスト)の本紙批判」への反論記事。
以下に掲載するのは、先月25日に世界日報に山本彰名義で掲載された記事「根拠失った小山エミ氏(フェミニスト)の本紙批判」への反論記事。
最近このブログ及び別ブログにおいて行ってきた一連の「弱者男性論」関連の議論でわたしが Masao さんという人に向けて書いた「あなたに戦略上のアドバイスをもらうほどフェミニズムは落ちぶれていないでしょう」という言葉…
フェミニズムやジェンダーフリーに対するバックラッシュの背景に「弱者男性」の不満や不安があるという種の指摘は以前からたまに見かけていたのだけれど、『バックラッシュ!』刊行以来そういった主張をさらに目にするようになったように思う。
さて、改変につぐ改変を繰り返す小谷野氏に耐えかねてわたしが提示した7つの質問に対し、小谷野氏は一応の回答をよせてきた。
『バックラッシュ!』発売以来、同書に関連してブログ界で発表されたもっとも興味深い感想は、言うまでもなく赤木智弘氏による「深夜のシマネコBlog」に掲載された記事「『バックラッシュ!』を非難する」であろう
発売して10日で増刷になった双風舎『バックラッシュ!』だけれども、はじめてわたしの書いた文章に関連する批判が出てきたので反論する。批判をしたのは以前このブログでも議論に参加してくださった小谷野敦氏で、mixi 内のかれの日記に書かれたらしい。
gerling さんからトラバがあり、仲正昌樹さんの新著『ラディカリズムの果てに』においてこのブログが言及されていると知る。
えー、どうやら林道義氏がまだ何やら言っている。というか、このブログのコメント欄で読者が林道義氏のセクハラ疑惑について書き込んだことと、わたしが林道義氏を「バカ」と論評したことについて、「法的措置」とやらを考えているらしい。
ここ数日のあいだ遠方から友人がたずねてきたので後回しにしていたけれど、少し時間ができたので先日の記事に対する林氏の反論「単なるハッタリ屋」に答えておく。
やれやれ。なんのことかというと、前回わたしが掲載した林道義氏への再反論に、林氏がまたもや「幼稚で非良心的な学問の方法」として批判を寄せてきたことだ。林氏は大学も退職して毎日がヒマでヒマで仕方がないのかも知れないけれど(もっとマシな余生の過ごし方ないのかなー)、わたしの時間は林氏のトンデモ論法に延々と反論していられるほど無価値ではない。