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「女性学部」の名称変更をめぐる論議、あるいは「ジェンダー」を掲げることの限界

1/24/2010 - 9:02 pm by macska

ここのところしばらく、といっても半年くらいのことだけれども、いろいろ忙しくなってブログの更新頻度が減っていた。ほかのことに関わっていて忙しいうちは、そのほかのことについて「後でブログに書こう」と思っているのに、書く時間や気力がないままにまた次のことで忙しくなってしまったりすると、書きたいことがどんどんたまっていって追いつかなくなる。まぁ時事問題についてのコメントみたいなものは、わたしが言わなくても他の誰かが似たようなことを書いているだろうし、あとから遡って書いてもタイミング的に遅すぎるけど、自分の身の回りで起きていることについては後から書いても意味があるだろう、ということで、これからいくつか「わたしの最近のシゴト」をテーマに報告してみる。といっても、いま一番書きたいのは先週の出来事なので、こんな前振り必要なかったような気もする。その書きたいこととは、わたしが以前学生として通い、授業を教えたこともある、ポートランド・ステート大学(PSU)女性学部の「名称変更」をめぐる議論について。 Read the rest of this entry »

「チャレンジド」ケネディ由来説は間違い、米国的宗教観からの解釈もハズレ

1/20/2010 - 1:53 am by macska

以前のエントリ「20年遅れで輸入された『チャレンジド』の問題——あるいは『ジェンダーフリー』の再来」の続き。というか追加情報の整理。かのエントリを書いたあと、何人かの人に(たとえばブックマークで)教えてもらったのだけれど、どうやら「チャレンジド」という言葉を日本で広めたのは、社会福祉法人プロップ・ステーションの竹中ナミさんらしいということ。プロップ・ステーションは1991年創設だし、95年からはチャレンジド・ジャパン・フォーラムという国際会議を開いているらしいので、どうも最近になって突然「チャレンジド」という言葉が広まったというわけではないらしい。というより、竹中さんが20年近く前から地道に取り組んでいたのが、ようやく首相レベルにも伝わったということか。 Read the rest of this entry »

日本の左翼や社会運動の問題点/不十分点を指摘するために、朝鮮学校に在特会が押し掛けた事件をネタに使ったつもりはなかったんだけれど、どうもそういう流れになってしまっている件について。

12/24/2009 - 5:49 am by macska

続けて今回は、ひびのまことさんのエントリ「【お願い】日本の左翼や社会運動の問題点/不十分点を指摘するために、朝鮮学校に在特会が押し掛けた事件をネタに使うのをやめてもらうことはできないでしょうか」について。ひびのさんがわたしに望んだのは、こうして返事も応答もせずに今すぐこんな議論はやめてくれ、ということなのかもしれないけれども(これが批判ではなくお願いとして書かれたのは、そういうことだと理解している)、ちょっとそのとおりにはできそうにない。だけれど、ひびのさんが訴えようとしている点には共感しているので、その困難についてちょっと書いてみたい。そうすることで、本来あるべき議論からまた一歩遠ざかるかもしれないけれど、ここまで来たらもう行き着くところまで行って今後の教訓にする以外どうしようもないとも思うので。 Read the rest of this entry »

しがらみも責任もないからこそ、言えることもある、という話/kgrさんへ

- 5:41 am by macska

「チャレンジド」の話題でブログを再開し、続いて在日特権を許さない市民の会(在特会)による朝鮮学校に対する攻撃とそれに対する(主に日本人の)抵抗について取り上げたが、もちろん「挑戦」(チャレンジ)と「朝鮮」をかけているわけではない(って誰もそんなこと思わないって)。某秘密主義メーリングリストの中で、「在特会がどれだけ悪い奴らなのかお前はわかっていない、本来なら差別思想は警察が取り締まるべきだ」みたいなことを言う人たちと、たった一人で不毛な議論をしたのちに、いきなり公開のブログでわたしに対する批判記事が出て、それなら公開の話で反論してやろうと思ったの結果が前エントリだった。

とはいえ、これだけ長い間停止状態だったブログでひっそり書いても、知り合いくらいしか読まないかなぁと思っていたのだけれど、思った以上にブックマークやtwitterなんかで反響を集めてしまって、まあその過半数は基本的にいつものように議論をおそろしいくらい単純化して分かった気になってる(そのうえでわたしに賛成する人と、反対する人の両方いる)なんだけれども、いわゆるはてなサヨク勢力のみなさんからは、総攻撃を受けた感じ。常野さんの革命が実現したら、わたしだけじゃなくてわたしの友人まで含めて粛清されちゃうみたいだし。でもメーリングリスト内での(あるいはその延長の伊田さんによる)おかしな非難に比べて、きちんとわたしが言っていることを理解したうえでの批判には、いろいろ学んだり考えさせられたりすることがあった。 Read the rest of this entry »

在特会と通じる性質を見せる「反在特会」の取り組みと、「上から目線のエセインテリ」

12/22/2009 - 1:37 am by macska

某秘密主義メーリングリスト(フェミニズムやジェンダー系の運動情報を共有するという目的で超有名な大学教授たちによって設置され、千人を超える参加者を集めているにも関わらず、その存在を明示的に言及することすら禁止されているという、おそろしいメーリングリスト。検索すると誰かがtwitterで独り言をつぶやいているかもしれないけど、独り言だから秘密を破ったわけではない)で議論となっているある問題について、大切なことだと思うのだけれど、時間がないからブログに書くのは厳しいかなぁ、と思っていたところ、思わぬところから突然メーリングの外で批判されたので、返答を兼ねて書く。ただでさえ少ないわたしの睡眠時間を削ることになるけれども。

議論の発端は、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)という排外主義団体が朝鮮学校に押し掛け、「スパイの子どもたち」「朝鮮学校を日本から叩きだせ」と騒いだ問題に対して、在特会に反対すると称する人々が東京しごとセンターの施設を借りて開いた緊急報告会についての投稿。というか、秘密主義ではない別のメーリングリスト(CML)に投稿された記事の転送だったので、秘密主義MLではなく公開MLの記事をリンクすると、こちらの記事だ。また、事件の概要などは、同じくCMLにいくつか記事があるのでそちらも紹介しておく。 Read the rest of this entry »

20年遅れで輸入された「チャレンジド」の問題——あるいは「ジェンダーフリー」の再来

12/15/2009 - 10:49 pm by macska

あんまりブログ更新を休みすぎると、「ブロガー」というわたしが唯一持っている肩書すら無くしてしまうよ!と思ったので、久しぶりに更新。ていうか、わたしは日本の政治をそんなに真面目にフォローしていないのだけれど、鳩山首相が障害者差別禁止法の整備を訴えたというニュースにおいて、首相の「障害者という言葉よりもチャレンジドの方が望ましい」という発言が紹介されていたので、その件について。 Read the rest of this entry »

政権交代、米国オバマ大統領の場合 (αシノドス36号配信記事)

10/9/2009 - 12:41 pm by macska

おともだちの荻上チキさんが編集しているメルマガ「α-Synodos」の36号(9月1日配信)に掲載された「『政権交代』は日本に何をもたらすのか!?−−『民主党圧勝/自民党惨敗』を分析する」という特集において、シノドス代表の芹沢一也さんから「アメリカ目線で何か書いて」というお題をいただいたので、寄稿させてもらいました。

とはいえ、アメリカ目線で言うなら「何それ、そんな外国の政権交代なんて興味ねーよ」で終わりになってしまうので、米国における共和党から民主党への政権交代について書くことで、日本の読者に「米国では政権が変わってこうなっているんだ」というのを説明しよう、と思い、「200字以上でアンケートにお応えください」という注文にその10倍くらいの文字数で書いてしまいました。あー雑誌じゃなくてメルマガで良かった。 Read the rest of this entry »

米国トンデモ保守ブロガーその2によるオレゴン公的保険制度へのバッシングについて

8/4/2009 - 8:34 pm by macska

MikeRossTkyさんのブログは、苺畑カカシさんのブログと並んで「日本では滅多に聞けないような、米国のトンデモ保守の主張をそのまま日本語で読める」貴重な情報源だと思うのだけれど、昨日付けでオレゴンの健康保険制度についての記事があったのでこれだけ反応しておく。 Read the rest of this entry »

ポートランドの活動家、ボニー・ティンカーさんからわたしが学んだこと

7/4/2009 - 8:39 pm by macska

わたしの尊敬する活動家の一人で、わたしと同じオレゴン州ポートランドに住んでいたボニー・ティンカーさんが、旅行先のヴァージニア州で交通事故にあい、61歳という年齢で亡くなった。彼女は西海岸で最も歴史の古いドメスティックバイオレンス(DV)シェルター、Bradley-Angle Houseの創設者であり、ゲイやレズビアンをはじめとする性的少数者の人たちが作る家族を支援する団体Love Makes A Familyの代表としても長年活動を続けてきた。また、社会的公正と非暴力主義を掲げるクエーカー教の信仰者として、ポートランドにおける平和運動や人権運動でも中心的な活躍をしてきた。追悼にかえて、わたしが彼女から学んだことをいくつか記録しておきたい。 Read the rest of this entry »

日本女性学会「『ジェンダーフリー』と『バックラッシュ』を再考する」での発言要旨その他

7/1/2009 - 12:05 am by macska

日曜に日本女性学会大会で行なわれたワークショップ「『ジェンダーフリー』と『バックラッシュ』を再考する」にコメンテータとしてネット経由で参加した。コーディネータは山口智美さん、斉藤正美さん、そして荻上チキさんという、わたしと一緒にシカゴのアジア学会で発表した面々で、コメンテータはわたしの他に伊田広行さん、金井淑子さん、細谷実さん、そして井上輝子さん。わたし的には、どうしてわたしがそっちのグループなのよ!という思いなのだけれど、まあジェンフリ問題について特に発表することもないし、コメンテータとして入れてもらっただけ良かったと言うべきか。ていうか、自分の名前が入った案内が出回るまで登場することすら知らなかったし。 Read the rest of this entry »

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