重なり合うエキゾティシズム:ハワイ観光産業と「トランスジェンダーの売春婦」番組
2005/08/16 火曜日 - 18:37:59 by admin14日付のホノルル・アドバタイザー紙の記事で、今月末にケーブルテレビ局HBOで放映される予定のドキュメンタリ番組「Downtown Girls: The Hookers of Honolulu」及びそれに対するハワイ観光当局筋の懸念について読む。
14日付のホノルル・アドバタイザー紙の記事で、今月末にケーブルテレビ局HBOで放映される予定のドキュメンタリ番組「Downtown Girls: The Hookers of Honolulu」及びそれに対するハワイ観光当局筋の懸念について読む。
朝日新聞より記事「歌手・ダンサー向け興行ビザ、厳格化へ 人身売買批判で」。以前 tummygirl さんが6月28日と6月30日にコメントしているのを見てちょっと資料を調べたことがあるのだけれど、要するに米国務省の報告書において「日本は『興行ビザ』の名目で多数の外国人女性を入国させ、彼女たちに過酷な低賃金労働や性労働を強制している」と指摘されてしまったのを受けて、ビザの発行基準を厳しくしようという話。
サンフランシスコで買ってきた「ポストコロニアリズム 知の攻略」(姜尚中編著)を少しずつ読んでいるところ。わたしはアメリカの女性学で一応ポストコロニアリズ、アイヌモシリ・琉球を含めたアジア各地における日本植民地主義とその傷跡(というか、現在でも血が流れているのだけれど)としてのポストコロニアリティというのについてよく読んだことがなかったので、とっても勉強になっています。…
Becky Thompson著「Mothering Without A Compass: White Mother’s Love, Black Son’s Courage」を読む。著者のトンプソン氏は人種差別問題を専門とするボストン在住の社会学者で、わたしが個人的に尊敬する学者の1人。本書は白人のレズビアン女性であるトンプソンが黒人女性から9歳の息子(もちろん黒人)を育ててくれと託されてから1年間の個人的な経験を綴ったもの。…