「ウォール街占拠運動」についての太田昌国さんの記事にマイナーなツッコミ、および「占拠」デモについての報道など小ネタ

2012年1月9日 - 12:35 PM | このエントリーをブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク | Tweet This

わたしのブログを読んでいる人ならおなじみの某秘密主義メーリングリストで、太田昌国さんが書いた「領土問題を考えるための世界史的文脈」という記事が紹介されていた。記事の全体としては、もうまったくその通りと言うしかない内容だけど、ちょっとだけツッコミがあるのと、宣伝したいものがあるのと、あと太田さんの記事を引用しての議論がおかしな方向に行ってしまっていたので、取り上げる。
記事では、米国の「ウォール街占拠運動」に対して、「占拠」という言葉の植民地性を批判する米国の声を紹介している。

これは、国家主義的な、したがって排外主義的な歴史観が多くの人びとを呪縛している社会にあって、私たちがどんな歴史的な想像力をもちうるか、この歴史観を変革するためにどんな努力をなしうるか、という問題に繋がっていく。焦眉の問題として「1% 対99%」という問題提起の有効性を認めるとしても、99%の中身を分析する視点は持ち続けるという意思表示である。そんなことを思いながら、米国のみならず世界各地の「オッキュパイ運動」を注視していたところ、米国内部からの次のような発言に出会った。
「アメリカ合衆国はすでにして占領地である。ここは先住民族の土地なのだ。しかも、その占領は、もう長いこと続いている。もうひとつ言わなければならないことは、ニューヨーク市はイロコイ民族の土地であり、他の多くの最初からの民族の土地だということだ。どこかでそのことに言及されることを、私たちは待ち望んでいる」(ジェシカ・イェー「ウォール街を占拠せよ――植民地主義のゲームと左翼」、ウェブマガジン“rabble.ca”10月1日号)。
ウォール街で起ち上がっている人びとが「国家と大資本」を批判するのはいいし賛成だが、その視点だけでは、植民地支配に関わってのみずからの「共犯性と責任」をどこかに置き忘れているのではないか――ジェシカが問うているのは、そのことだろうか。

太田さんの解釈はまったくその通りで、異論はない。わたしも前記事「『ウォール街占拠』運動における『運動内運動』――性暴力、ホームレス非難、ホモフォビアをめぐって」という記事において、「99%」が内包するさまざまな分断や対立について書いている通り。
でも、わたしの友人でもあるジェシカの発言のほうにちょっとした疑問を感じて調べたところ、想像通りというか、心配した通りなのだけれど、原文のほうには「イロコイ民族の土地」だとは書いていない。てか、そもそもイロコイは六つ(はじめは五つ)のそれぞれ別個の言語と文化を持つ民族の連合組織であって、「民族」ですらないし。原文は、次の通り。

I also need to mention that New York City is Haudenosaunee territory and home to many other First Nations.

ここのHaundenosauneeというのがいわゆる「イロコイ連邦」の正式な名前。この語の発音は、親切なことに連邦サイト音声ファイルが公開されているけど、カタカナにするのが難しい(「ウロデノ、ショーニ」が近いかな)。いっぽう「イロコイ」のほうはというと、もともと白人植民者たちによって先住民部族間の対立を煽られた他の部族がHaundenosauneeを指して使った蔑称で、それをまた白人たちが採用することによって広まったもので、当人たちが使う言葉ではない。
でも「イロコイ」が一般に知られている名称であるのは間違いないので、読者に伝わりやすいようにジェシカがそういう表現をするということもないわけでないとは思うけれども、「占拠」という言葉にこだわった文脈において、彼女がそういう表現をするとはちょっと思えなくて調べてみたら、やっぱり違ったという話。
この発言を訳したのが太田さんなのか、それとも他の人が訳した文章を太田さんが引用しているのか分からないけれども、いくら「イロコイ」のほうがよく知られているからといって、彼女の発言を変えてしまうのはおかしいと思う。ここはHaundenosauneeと書くなり、無理やりカタカナにしたうえで、注として「(いわゆるイロコイ連邦のこと)」みたいに入れたほうが良かったのではないか。
発音の話が出たのでついでに言うと、ジェシカのラストネームは「イェー」じゃなくて「イー」と発音する。彼女の母親はKanien’gehaga(いわゆるモホーク)の先住民系で、父親が台湾先住民系。父親の家族はカナダに移民する前に中国風の姓に改名させられた経緯があり、したがってジェシカのラストネームは中国系の名前だ。中国語的には「リー」と発音するのが正しいのかもしれないけれども、彼女自身が「イー」と読んでいるからそれが正解でいいと思う。あとさらについでを付け加えると、わたしにとっては彼女は友人だからファーストネームで呼ぶのが自然なんだけれど、なんで太田さんが彼女のことを「ジェシカ」とファーストネームで呼んでいるのかよく分からない。でもまあ、その程度しかツッコミを入れられないくらい、良い記事だと思う。
ちなみに、ジェシカは昨年カナダのCanadian Centre for Policy Alternativesという民間シンクタンクから、『Feminism FOR REAL: Deconstructing the academic industrial complex of feminism」という刺激的なタイトルの本を編集して出している。ジェシカはNative Youth Sexual Health Networkという団体の代表として北米のみならず世界中を跳び回って各地の先住民運動と連携している活動家で、先住民女性や非白人の性労働者らの視点からアカデミックな権威となってしまったフェミニズムを批判する論者のエッセイを集めたもの。一般の出版社を通していないのでアマゾンなどで取り寄せるのは難しい(ヘタをすると、取り寄せ注文は受け付けてくれるけれど、いつまで待っても届かない)けれど、ネットを通して購入できるので、英語が読める人はぜひ。友人の本ということを差し引いてもオススメです。
ところで、某ジェンダー研究メーリングリストでは(ってほぼ名前だしてるw)、上記のようなジェシカおよび太田さんの「99%の中にある矛盾や対立を覆い隠すな」という訴えを引用しつつ、次のような記事が紹介されていた。

引用者によれば、こうした事件の存在こそが「99%の中にある矛盾や対立」のあらわれだというのだけれど、それは「占拠」運動を否定し弾圧する側の考え方であり、おかしいと思う。せっかく長文を書いたので、以下に某秘密主義(以下略)にわたしが送ったコメントを転載する。
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これらの事象を運動内部の「矛盾と対立」の結果(すなわち「占拠」運動が生み出したもの)として扱うのは、「占拠」運動を否定するために各自治体が持ち出した論理ですが、根本的に間違っていると思います。
精神的に不安定な人はどこにでもいるし、麻薬や銃犯罪に関わる人もどこにでもいます。そうした人たちの多くがホームレスになっていて、そこら中で自殺や麻薬のオーバードースによって亡くなっているのが都市における現実です。でもそれは普段は「よくあること、とくに取り上げるまでもないこと」として扱われていて、メディアで注目されることもありません。
ここ二十年ほどのあいだ、米国の各都市では、公園を夜間閉鎖したり、道端で座ったり寝転がることを規制する条例ができたりしていて、ホームレスの人が安心して体を休めることができる空間が減っています。「占拠」運動に参加することによって、そうしたホームレスの人たちはほかのデモ参加者とまぎれて安心して休むことができる場を手に入れ、また「占拠」運動が提供する無償の救急医療やカウンセリングや食事や物品の配布の恩恵を受けることができました。
そうして集まってくる人の中には、自殺をするほど追い詰められている人や、精神的に不安定な人、麻薬やアルコールに溺れて問題を起こす人、オーバードースを起こす人もいます。それは、「占拠」運動が生み出した「矛盾と対立」ではなく、普段はメディアに扱われることもない社会の「矛盾と対立」を、「占拠」運動が可視化しているだけです。
ポートランドでは、「占拠」がはじまると、それまでユースシェルターに住んでいたホームレスの未成年の多くがシェルターを出て、「占拠」に住みつくようになりました。それは、シェルターの規則やスタッフの態度に不満を持っていた人たちが、「占拠」という自由な場を欲していたからです。ところがシェルター運営団体が市に対して「『占拠』は未成年の子どもたちから福祉サービスを遠ざけており、かれらを危険な目にあわせている」と働きかけ、それを受けてポートランド市が「デモには何の問題もないが、未成年の安全に関わるので」という口実でデモ排除を実行しました。
でも、シェルターより「占拠」を選んだホームレスの未成年たちは、「占拠」によって安全を脅かされているのではなく、もともと安全を脅かされているからこそ「占拠」に参加したのです。「占拠」を閉鎖すればかれらが安全になるというのは、事実関係の取り違えも甚だしいでしょう。
ポートランド市の「占拠」排除のもうひとつの口実は、「占拠」において麻薬のオーバードースで病院に運ばれる人が出たことでした。でも、かれらだって「占拠」に参加したから麻薬をはじめたわけでも、オーバードースしたわけでもないでしょう。むしろ逆に、「占拠」にいたおかげで、オーバードースした時にすぐに発見され、命を取り留めることができたわけで、もし「占拠」現場ではなくどこかの路地裏で麻薬を使っていれば、そのまま死んでいたかもしれない。市当局は、人が死ぬことを止めたいのではなく、メディアが注目する中で社会の矛盾や対立が露呈することを止めたいのではないかと思ってしまいます。
**さんは、これらの事件が起きたことが「矛盾と対立のあらわれ」であるとお考えのようですが、むしろ運動にとって汚点になるからとそうした事件を「なくそう」とする動きのほうが問題だと思います。なぜならそれは、中流階層の「まともな市民」の安全のために、「占拠」運動からホームレスや麻薬使用者や精神疾患を抱える人たちを排除しようという考えに繋がるからです。現に、ウォール街でもその他の「占拠」現場でも、ホームレスは運動に寄生しているだけだとか、(中流階層の)女性やゲイの安全を脅かしている、という議論はよく聞かれました。**さんの批判は、そうした風潮に加担するものだと思います。
付け加えると、「占拠」運動において人の生死に関わるような事件が起きたのは、ウォール街ではなく各地で発生した「連帯」デモが大多数だと思います。わたし自身ウォール街に加えて三箇所(オークランド、ポートランド、シアトル)の「占拠」を見てきましたが、ウォール街のコミュニティとしての「まとまり」は他とはまったく違っていました。上記の記事ではいろいろ否定的なことも書いていますが、性暴力への取り組みを見ても分かるように、よりコミュニティ自治の機能が発達していたと思います。わたし個人の感覚としても、ほかより断然安全に感じたのもウォール街です。
その理由として、「他人ごと」にもずかずか踏み込んでくるニューヨーカーの気質や、「占拠」現場そのものの物理的なアーキテクチャ(ウォール街のズッコーティ公園は周囲をビルに囲まれコンクリートで覆われた小さな空間であり、通り道もないくらいテントがぎっしりと張られていたのに対し、その他はもうちょっと広く草木のある公園で通路とキャンプサイトがはっきり分離していた)の影響もあると思いますが、「占拠」が段階を経て少しずつ大きくなってきたことと大きな関係がありそうです。ある程度ウォール街「占拠」が大きくなったあとで「連帯」の掛け声で急に生まれた各地のデモに比べて、ウォール街「占拠」は少しずつ発達したことによって、オーガニックにコミュニティ自治を形成することができたのだと思います。
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これに加えて、某(以下略)ではSankeiBizに掲載された「『男女の賃金差』映す『反格差デモ』 伝統的な性的役割が背景?」という翻訳記事(元記事はブルームバーグ)も紹介されていた。その記事は、第二波フェミニズムの著名な活動家グロリア・スタイネムが「ウォール街占拠」運動について語っているものなのだけれど、次のようにはじまる。

約40年前、米国で雑誌「ミズ」を創刊し、女性の権利拡大運動のきっかけを作った男女同権論者、グロリア・スタイネム氏(77)にとって「ウォール街を占拠せよ」というスローガンの下で米ニューヨークのウォール街周辺で繰り広げられる反格差社会デモは、本質的には性差別の問題だという。

これを受けて、なるほど性差別が本質なんだ、みたいな反応をする人が多いのだけれど、記事中のどこを読んでもスタイネム本人がそう言ったとは書かれていない。記者の印象として、「スタイネムにとっては本質は性差別なんだ」と書かれているだけ。植民地支配への「共犯性と責任」が重要だという議論のすぐあとに、どうしてそう簡単に「本質は性差別である」みたいな方向に議論が行ってしまうのか、不思議でならない。もし仮にスタイネムがそう言ったのだとしても、「本質は性差別」という表現は、白人の中流階層の女性だけに「女性」を代弁させてしまうことになってしまう。
記事中では、スタイネムの「賃金に男女差があり、女性は奨学金の返済にも苦労が多い。女性は大学卒業後、年季奉公をするようなもの。とんでもないことだ」という発言を紹介したうえで、学生ローンに苦しむ若い女性の声を紹介している。

同氏のコメントは、9月17日から始まった今回のデモで若い女性の間で広がる失望感を反映したものだ。20~24歳の大卒者の失業率は2009年には8.7%だったが昨年にはこの年齢層では最悪の9.1%に達した。さらに奨学金の負担も加わり、若者からは先が見えないという叫び声が上がっている。
「9万3000ドル(約724万円)の奨学金ローンがあるが、期間中に完済できるような収入がない。ローンのことが四六時中頭から離れない」。先月17日にデモ行進に参加した米ブルックリンの美術学校プラット・インスティテュートの卒業生でグラフィックデザイナーのアダ・ゴートンさん(23)は、こう打ち明けた。

ここ、さらっと引用されているので知らない人には分からないと思うけど、プラット・インスティテュートといえば米国有数の超エリート美術大学だ。当然授業料も破格なので、お金持ちの家庭に生まれた人以外にとってプラット・インスティテュートに通うのは経済的に苦しいだろうけれど、話がズレすぎている。経済格差について扱う記事で、「格差に苦しむ若者」の代表としてこんなエリート美大出身者を登場させてしまうのは、わけがわからない。
以上、小ネタをたくさんならべてみましたーw

25 Responses - “「ウォール街占拠運動」についての太田昌国さんの記事にマイナーなツッコミ、および「占拠」デモについての報道など小ネタ”

  1. sakaeru Says:

    男女の経済格差も問題ですが待遇の格差はどうなっているのですかね?
    未だに男性にだけ兵役の義務が押し付けられている問題は誰も声を上げないのですか?
    特に男女間の平等を主張するフェミニストはw

  2. sakaeru Says:

    その某秘密主義メーリングリストのフェミさん達にも伺いたいですね
    ここ見てるのでしょ?
    レディーファーストがマナーといわれたりセクシュアリティへの圧力ってすごいですよね

  3. macska Says:

    わたしが書いたことについて追加の質問があるとかならまだしも、それから離れた問題についてフェミニストたちがどういう議論をしているかに興味があるなら、自分で勝手に調べたらどうでしょうか。
    あ、とくに興味があるわけじゃなくて、フェミニズムにいちゃもんつけたいだけ?だったら、あとで暇なときにサクっと削除しちゃうので、好きなだけバカみたいなコメント書いててください。

  4. sakaeru Says:

    いえいえ性差別に対するフェミニストの意識は非常に興味があります、是非私の疑問についてmacskaさんの意見を聞かせてください、他の方も入ってきてほしいですね
    私のコメントのどこがバカみたいなのか説明してください

  5. macska Says:

    興味があるのでしたら自分で調べたらいいでしょう。なんで赤の他人に聞こうとするんですか? まあ、とくにわたしの意見が聞きたいということですから特別に今回だけお答えすると、「そーゆーコト言うバカうぜー」です。
    あと、どこがバカみたいなのか説明してほしいとのことですが、バカに自分がバカであることを納得させるのは超困難ですから、パスしますw それに、もし「それは間違っている、自分はバカじゃないぞ!」と思うのでしたら、バカでない人をバカ呼ばわりしているわたしのほうがバカだということになりますから、そんなバカの意見を聞く意味はますますないですよね。

  6. sakaeru Says:

    >興味があるのでしたら自分で調べたらいいでしょう。なんで赤の他人に聞こうとするんですか?
    今、私がしているアプローチがそれそのものだと思うのですが自分で調べろとはどういうことですか???フェミニストといっても個人の集まりなわけで意思決定機関などというものがあるわけでもないですよね?(あるならそこに指針を問い合わせればいいだけですが(笑))であるなら一人一人に「あなたはどの様な意見をお持ちですか?」と問いかけていくしかないでしょうが?あと、どの様にバカなのか説明してもらわないと反論のしようがないので説明を求めます

  7. macska Says:

    なるほど、いまやってるのがリサーチでしたか。あなたのリサーチに協力する意義がまったく見いだせないので、パスします。
    あと、バカに「自分はバカじゃない!」とか反論されても相手にするのがバカらしいので、反論も不要です。バカ。

  8. sakaeru Says:

    >あなたのリサーチに協力する意義がまったく見いだせないので、パスします。
    これだけ重大な性差別に意見を言う意義がないとはどういうことでしょうか?雰囲気として多くのフェミニストはどれだけ大きな社会問題でも女性に具合の良いものはそのままにしておきたいという性差別意識があることは感じ取れますが議論をするブログで意見をぶつけられてまで答えようともしないあなたの姿勢にはあきれました
    >あと、バカに「自分はバカじゃない!」とか反論されても相手にするのがバカらしいので、反論も不要です。バカ。
    私がなぜバカなのかという説明も出来ずただ議論を放棄する口実でしかないですが仮にバカでも他に見ている人もいるので答えることに意義はあるはずです、でなければmacskaさんが逃げたととられますからね。
    ジェンダー教育で洗脳されて強化された男の面子なるものを利用されて表立っては主張しませんが男もバカではないですから当然それらが男性差別だということは誰でも知っています、男は女を守るものだといわれて一方的に辛苦な負担を強いられるなら当然女にもジェンダーに沿った役割があっていいはずだと男は思います、いくら女性の尊重を訴えてもご都合主義の平等運動では表面上の体裁を引き出す効果しかなく男は男性優位の価値観を内に持ち続けます、男性差別への不満は顔の見えないネットなどでだけでなく男女関係の様々な場面で形を変えて噴出します、ご都合主義な平等運動では本質的には何も変わらないでしょうね
    卑怯者のmacsakaさんは今のところ議論を拒絶していますが他に見ている人はどの様な意見をお持ちでしょうか?

  9. macska Says:

    > これだけ重大な性差別に意見を言う意義がないとはどういうことでしょうか?
    ばーか。あなたの相手をするのが無意味だというの。
    重要な問題なら誰のブログにも押しかけて自分と議論しろと強要できるとでも?
    > でなければmacskaさんが逃げたととられますからね。
    なにそのバカみたいな挑発w まあバカだからしかたがないけど。
    > 他に見ている人はどの様な意見をお持ちでしょうか?
    意見募集は自分のサイトでやってください。わたしのブログを勝手に使われるのは迷惑です。

  10. sakaeru Says:

    >ばーか。あなたの相手をするのが無意味だというの。
    無意味かどうかは公開ブログである以上、内容に依存するのであって相手は関係ないはず。拒否するならその理由を述べるべきでは?
    >重要な問題なら誰のブログにも押しかけて自分と議論しろと強要できるとでも?
    強要とはどういうことでしょうか?コメント欄を用意している公開ブログで意見を投稿したら何の説明もなくバカ扱いされたのですから説明を求めることは当然の反応のはずでは?
    >なにそのバカみたいな挑発w まあバカだからしかたがないけど。
    いえ。明らかに挑発的な書き方をしているのはあなたの方です。
    >意見募集は自分のサイトでやってください。わたしのブログを勝手に使われるのは迷惑です。
    他の方に意見を求めることが迷惑だと言うのなら止めますが、なぜどの様に迷惑なのか教えて欲しいですね

  11. macska Says:

    > 無意味かどうかは公開ブログである以上、内容に依存するのであって相手は関係ないはず。
    いや、もちろんわたしはあなたのコメントの内容が最初から一貫してバカだと言っているんですよ。あなたがこのコメント欄を離れたところでどういう人なんて知りませんし、関係ないです。
    > 拒否するならその理由を述べるべきでは?
    どこがどうバカだと説明するまでもないほどどうしようもないほどのバカだからです。
    > いえ。明らかに挑発的な書き方をしているのはあなたの方です。
    ええ!これは驚きました。ありえないほど丁寧に対応していると思っていたのですが。バカにはっきりと「あなたはバカです」と言うほど親切な人ってめったにいませんよ。ここまでのバカ、普通は無視するか無言で削除するかが当たり前の対応ですから。
    > 他の方に意見を求めることが迷惑だと言うのなら止めますが、なぜどの様に迷惑なのか教えて欲しいですね
    他の方に意見を求めることじゃなくて、あなたがここにコメントを書くことが全て迷惑です。二度と来ないでください。
    いまのところは、あなたが嫌がらせとしか思えないような迷惑行為を延々と続けてしまうのは、嫌がらせの意図があるからではなくて、単にあなたがバカだからなのだと、精一杯好意的に解釈しておきますが、今後も続くようなら意図的な嫌がらせとして対処しますよ。

  12. macska Says:

    あー、このバカ、迷惑だから書くなと言っているのに、消しても消しても書いてくるよ。
    やっぱりただのバカじゃなくて、悪意があるバカだったみたい。

  13. kk75 Says:

    初めまして。
    ポートランド市が「デモには何の問題もないが、未成年の安全に関わるので」という口実でデモ排除を実行したそうですが、少し前の「シェルターの規則やスタッフの態度に不満を持っていた人たちが、「占拠」という自由な場を欲していた」という点とあわせて考えれば、「シェルターでは麻薬を吸うと五月蝿いので我慢してたがデモの人は言わないんで調子に乗って麻薬すってたら吸い過ぎで倒れた」みたいなケースがあったのなら、市側の主張にも一理くらいはあるかな、と思ったのですが、実際はどうだったのでしょう。

  14. macska Says:

    kk75さん、
     もし「シェルターでは五月蝿いので我慢していた」というのが事実ならそうかもしれないですが、ありえないでしょ。これまでもどこかの路地裏などシェルター以外の場所で使用していた人が、「占拠」現場でできるようになっただけ。とはいえ「占拠」運動では公園内の飲酒や麻薬使用は厳禁というポリシーを提示していたので、そんなに堂々と使えるというわけでもなかった。また、統計的に見ても、たとえば前年の同じ時期に比べて市内で麻薬のオーバードースになった人が増えたということはありませんでした。そもそも、「占拠」現場で起きたオーバードース自体が二ヶ月で数件程度ですから。

  15. kk75 Says:

    そうだったんですか。返答ありがとうございました。

  16. 通りすがり Says:

    >なんで太田さんが彼女のことを「ジェシカ」とファーストネームで呼んでいるのかよく分からない。
    ファーストネームで記載してはいけないのでしょうか?
    あと、このコメント欄で、(多くの国で)男性にのみ課せられている兵役義務に関するコメントが書かれていますが、それを「バカ」呼ばわりするのは間違っているのではないでしょうか?

  17. macska Says:

    通りすがりさん、
    わたしのブログでは、「通りすがり」のような、不特定多数の人が使うハンドルは禁止しています。本名でなくて構わないので、次からは一貫してご自身を特定できる名前を名乗ってください。
    > ファーストネームで記載してはいけないのでしょうか?
    いいかいけないかではなくて、ふつうは失礼にあたるのでは。わたしは太田さんのことを太田さんと表記していますが、なんのことわりもなくいきなり「昌国」と書いたら変じゃないですか?太田さんと親しい人が、親しみを込めて「昌国」と書くなら話は別ですが。
    > あと、このコメント欄で、(多くの国で)男性にのみ課せられている兵役義務に
    > 関するコメントが書かれていますが、それを「バカ」呼ばわりするのは間違って
    > いるのではないでしょうか?
    全然関係ない他人のブログに押しかけて、脈略もなく自分のやりたい議論に相手が応じるよう要求することが「バカ」なのです。

  18. sakaeru Says:

    子供だましな言い訳をしていないで聞かれている事に答えたらどうですか?
    >全然関係ない他人のブログに押しかけて
    あなたのブログって仲間内でだけひっそりとやっているような閉鎖的なブログなのですか?
    ネット上の他の論者や著名人の批判をして言論人としての責任を追及したりもしていますが自分が聞かれたくない事を問われると無視ですか
    >脈略もなく自分のやりたい議論に相手が応じるよう要求することが「バカ」なのです。求
    間接的に関係性を見出すこともできるし、なぜバカになるのか全然分かりません。
    具体的にどの様に困るのですか?
    私のサイトに場を移してもいいわけですよね
    http://d.hatena.ne.jp/sakaeru/20110803
    それともこちらでコメントすれば答えるのですか?
    http://macska.org/article/147
    差別主義者との疑いをかけられて放置する方がよほど問題だと思いますけどね(笑)

  19. macska Says:

    sakaeruさん、

    ネット上の他の論者や著名人の批判をして言論人としての責任を追及したりもしていますが自分が聞かれたくない事を問われると無視ですか

    わたしが実際に書いている主張に対する批判や反論には、せいいっぱいお応えしていますけど、記事と全然関係ないことで議論をふられても(とゆーか、初歩的な個別授業をするよう迫られても)、それに応じる義務はないですね。気が向けば相手をすることもありますが。

    具体的にどの様に困るのですか?

    見知らぬ他人に、突然いわれのない喧嘩をふっかけられたら、そりゃ迷惑でしょ。「正々堂々勝負しろ!」なんて言われても困りますよね。わたしは「どんな喧嘩でも買います」と宣伝した覚えはないですw

  20. sakaeru Says:

    >見知らぬ他人に、突然いわれのない喧嘩をふっかけられたら、そりゃ迷惑でしょ。
    なぜ喧嘩をふっかけるになるのですか?あなたがブログで誰か(何か)を批評していることと同じです、言論界で普通に見られることです
    私が聞いているのはエントリの趣旨に合致していなければなぜ迷惑なのか?ということです、現実の議論と違って時間制限もありませんし纏まりを気にするなら場所を移すことも可能です
    >初歩的な個人授業
    とはどういう意味でしょうか?
    「フェミニズムはこの問題とずでに向き合っていてある程度までは答えが出ている、性差を考慮しない平等はどうなのか?女性まで兵士になるべきではない、あなたの主張は幼稚な感情論に過ぎない」などという詭弁を匂わせながら(他の閲覧者に暗にそのメッセージを発しながら)私に取り合わないという姿勢がうかがえます
    その詭弁は深追いされないが為に社会に一つの意見としてエセ承認されていますが、あなたがそれを主張しないのはそれが詭弁であり論破されることを知っているからです
    フェミニズムの本音は次のものです
    「女性大好きな私達としては女性に損なことは認めたくないので必要悪として男性の負担はこのまま見てみぬふりをしていよう、幸いジェンダー社会の圧力で辛くても弱音を吐けないので表立っていないし」
    結局、男女平等など建前で女性至上主義なのですよ
    私は女性に兵士になれとはいいませんが何の負担のシェアもしないことは許されません
    税金をかけてもいいですが私は国際平和活動に従事するべきだと思います
    国際平和活動に携わりながら国家間や軍事力の在り方を世界レベルで女性が連携を組んで議論します
    男性だけが牛耳る国家間の在り方に女性が参入することで国際関係は進展するでしょう
    兵役という形をとらなくても世界平和に貢献できるのです
    21世紀は女性の時代だと言いながら権利だけ主張されているのが現状です、社会の一員としてその位の事はしてもいいはずです、私は何も無理難題をふっかけているわけではありません

  21. macska Says:

    なぜ喧嘩をふっかけるになるのですか?あなたがブログで誰か(何か)を批評していることと同じです、言論界で普通に見られることです

    わたしは、他人のブログのコメント欄に出かけていって、その人の議論と何の関係もない話題を振って、わたしの振った話題についての議論に応じるよう要求した覚えはありません。同じことだというのであれば、あなたが自分のブログでわたしの意見を批評すればいいのでは。

    私が聞いているのはエントリの趣旨に合致していなければなぜ迷惑なのか?ということです

    ここはわたしのブログなのですから、世の中のありとあらゆる問題についての議論をする場として開放した覚えはありませんし、ましてや世の中のありとあらゆる問題についての議論にわたしが応じなければいけない義理もありません。にもかかわらず、あなたはそれを一方的かつ高圧的に要求しています。これが迷惑でなくて、なんだというんでしょうか。

    >初歩的な個人授業
    とはどういう意味でしょうか?

    どういう意味もなにも、文字通りその通りです。わたしがこれだけ興味がないと言っているのに、どうしてもその話題についてわたしに意見を言えというなら、授業料なり講演料なり原稿料を支払ってくださいと。まあ、仮に仕事のオファーがあったとしても、わたしが興味の持てない仕事はお断りするかもしれませんが。
    わたしのブログを全体的に読んでもらえると分かると思うんですが、わたしはたとえば「女性の社会進出」とか「男女共同参画」といった、「世の中はどうあるべきか」的なテーマについて、ほとんど扱っていません。わたしが関わっているのは、そういう「世の中はどうあるべきか」というトップダウンの議論ではなくて、たいていは、個別の社会的状況に置かれている人たちがどのような困難に直面していて、それをどうするべきか、という、ボトムアップの議論です。トップダウンの議論を振られても、わたしは全然興味を持てないので、議論に応じる気が起きないのです。もちろん、どうしても答える必要があれば、そりゃそれなりの見解は出せると思いますが、あなたの一方的かつ高圧的な要求にわたしが屈しなければいけない理由はどこにもありません。

    フェミニズムの本音は次のものです

    そういうバカ論議をされたいのでしたら、ご自身のブログでどうぞいくらでもやってください。迷惑なので、次は削除しますよ。

  22. sakaeru Says:

    随分と都合のよい言い方ですね
    あなたは今までに男女間の女性の立場での不公正を取り上げて批判してきながら男性差別的な発言も多々しています
    また、共著「バックラッシュ」への批判(フェミニストへの懐疑心)を思い込みだと切り捨てています
    それらの経緯から公正な姿勢があるのならフェミニストとしてこの問題にどの様な見解を示しますか?と問うています、ふってわいた話ではありません
    過去のエントリで書かなかったのは注目されないからです
    結局あなたはエントリに沿っていないので気に入らないという強引な理屈で逃げまくっているだけです、その姿勢が差別主義者を物語っていますね
    >ボトムアップとトップダウン
    何ですかこの強引な理屈は?ボトムアップの議論にトップダウンの視点が入らないで何が語れるというのですか?どちらか一方などということはありえませんよ?

  23. macska Says:

    随分と都合のよい言い方ですね

    そうお思いでしたら、どうぞご自身のブログで批判を書いてください。どれだけ嫌がらせを受けても、強要されても、興味のない議論に応じる気はないです。とりあえず現時点ではこうしてあなたの駄々に付き合ってあげていますが、今後嫌々あなたの強要に応じるくらいなら、あなたの発言を全部削除したほうが楽ですし。

    あなたは今までに男女間の女性の立場での不公正を取り上げて批判してきながら男性差別的な発言も多々しています

    ほう、だったらそれを批判したらいいじゃないですか?あなた自身のブログで。百歩譲っても、わたしが差別的な発言をしたとされるエントリのコメント欄で、その差別的な発言について批判するというのであれば、まだ筋が通っていますが、エントリと無関係の話題についての議論を強要することは、どう考えても正当化できないでしょう。

    また、共著「バックラッシュ」への批判(フェミニストへの懐疑心)を思い込みだと切り捨てています

    具体的にどの箇所か指摘してくださらないと、お返事のしようがありません。もしかしたら、いま読み直したらわたしが間違っていたと思い直すかもしれないし、そうではないかもしれないけれども、これだけの情報では判断できません。

    結局あなたはエントリに沿っていないので気に入らないという強引な理屈で逃げまくっているだけです

    わたしが話題にもしておらず、わたしが書いている内容と何の関連もない話を振られても、こちらがそれに応じる義理はないでしょう。どーかんがえても。いったいどこに、任意の第三者に対して、任意の議論に応じるよう強要することが、正当化される論理があるんでしょうか?

    過去のエントリで書かなかったのは注目されないからです

    なるほど、自分の意見が注目されるためには、他人にどんなに迷惑をかけてもかまわない、という考えの持ち主なのですね。ますます相手にする価値がなさそうです。

  24. sakaeru Says:

    議論の強要はしていません、拒否する理由が変だと思うのでそれについて質問をしています、バカ扱いされた立場としてはこのまま引き下がってあなたのおかしな理屈に屈したと思われたくないですから
    でももう結構です、強攻策に出られてもつまらないですからね、納得はいきませんがその理屈への追求は止めにします
    >具体的にどの箇所か指摘してくださらないと、お返事のしようがありません。
    http://macska.org/article/145
    それではこちらで質問します、趣旨に沿っているので逃げないでくださいね

  25. 草加耕助 (@kousuke431) Says:

    うわー、ウザ。いきなりエントリと関係ない議論ふっかけるとか、レスの強要とか、それだけで削除されて当然なのに。バカというよりは無礼者、常識知らずですね。
    「ブログのコメント欄」って、何のためについていると思っているのでしょうね。ちゃんとコメント欄をその目的に沿って使用している人への迷惑とか考えないのでしょうかね。

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