性犯罪者情報公開制度が、感情的な欠落を「埋め合わせる」ことの危険
2007/07/10 火曜日 - 01:00:45 by macska社会学者の宮台真司さんが、アンドリュー・ラウ監督の映画『消えた天使』の解説として書いた文書をブログで公開している。宮台さんの解説で気になったのは米国における性犯罪者情報公開制度についての部分。日本において同様の制度が導入されるのを阻止するために「ミーガン法のまとめ」サイトを作った立場から、コメントしておきたい。
社会学者の宮台真司さんが、アンドリュー・ラウ監督の映画『消えた天使』の解説として書いた文書をブログで公開している。宮台さんの解説で気になったのは米国における性犯罪者情報公開制度についての部分。日本において同様の制度が導入されるのを阻止するために「ミーガン法のまとめ」サイトを作った立場から、コメントしておきたい。
以前別ブログの *minx* [macska dot org in exile] で取り上げたように、わたしがサイトに書いたドメスティックバイオレンス(DV)の定義がいろいろなところで紹介されているのだけれど、最近 id:nodada さん(ブログ「腐男子じゃないけど、ゲイじゃない」)のエントリ「げいざぱんぬーすでDV。」という、わたしの専門にかなり近い話に関連して取り上げられたので、それに対するコメント。
「ギートステイト制作日誌」の最新号で、哲学者・批評家の東浩紀さんがいじめやセクハラ、ドメスティックバイオレンス(DV)といった文脈で最近関心を呼んでいる「精神的な暴力」という課題についてこういう発言をしている。
以下に報告するのは、以前から何度か話題のソースとしている某秘密主義ジェンダー研究系メーリングリストで過去数日にわたって続いたドメスティック・バイオレンス(DV)についての議論について。
今年ももうほとんど終わり。去年のこの時期に起きた事件と言えば奈良の少女誘拐殺害事件だけれど、その後も幼い子どもたちに対する性暴力や殺害といった犯罪が繰り返し大きく報道された一年だった。
サブカル路線に走った軽い記事に混じって「女性学年報」第26号に掲載されたマツウラマムコ氏の論文「『二次被害』は終わらない 『支援者』による被害者への暴力」を読む。
たまに顔を出しに行く「(続)男性解放掲示板」経由で「男性差別・女性優遇に反対」を主張するサイトをいくつか見てまわる。
地元で来月開かれるあるコンファレンスの関係者から運営方針について相談を受ける。そのコンファレンスというのは、左翼系の運動や活動家たちのコミュニティ内部における性暴力にどう対処すべきかという課題を掲げるもので、相談内容というのは、予定されたワークショップの1つとして「ラディカルなポルノを作ろう」という内容のものがあり、それを知ったある参加予定者から「自分は幼い頃児童ポルノに利用された経験があり、ポルノを肯定するようなコンファレンスには参加できない」というメールが届いたということ。
つい最近講演で訪れたばかりのオハイオ州クリーヴランド(というか、実際に講演したのはその近郊の小さな街だけれど)からのニュース。当地の新聞 The Plain Dealer の昨日の記事によると、昨年住民投票で成立した、いわゆる「同性婚禁止する憲法改正」を理由に、ドメスティック・バイオレンス(DV)を取り締まる法律の一部が違憲であるという司法判断が下った。
けっこう話題になってるみたいだけど、読売新聞の記事「ヒーローものゲーム、子供の攻撃性増加の可能性」を読む。お茶の水女子大の社会心理学者・坂元章教授らの研究によれば、ただ単に暴力的な描写の激しいゲームで遊んでいる子どもより、魅力的な主人公が正義のために暴力をふるうゲームで遊んでいる子どもの方が「攻撃性」が増加する傾向があるという内容。