feminism カテゴリーのアーカイブ

ジェンダー学シンポジウム報告あれこれ

2008/03/16 日曜日 - 18:28:37 by macska

先週、Lewis & Clark College という大学で、三日間に渡ってジェンダー学シンポジウムというコンファレンスが開かれた。これは毎年恒例で開かれるもので、今年でなんと27年目になる。今回も基調講演者として「女性の男性性」の研究で日本にも紹介されている南カリフォルニア大学のジュディス・ハルバースタムさんが登場するなど興味深いセッションがたくさんあったけれども、ハルバースタムの話(超面白かった!)は次のエントリに譲るとして、以下にはわたしが聞いた中で特に印象に残ったプレゼンテーションについていくつか簡単に報告する。

反売買春系フェミニスト団体観察記録、パート2

2008/01/26 土曜日 - 08:59:09 by macska

先月わたしが見学に行って、政治的・思想的な相違を超えて「これはすごい」と関心してしまった反売買春系フェミニスト団体について続報。わたしは前回のエントリを書いたあとも、週に2回開かれるドロップイン・センター(予約なく来ることができる相談所)をたびたび訪れて、たまにはちょっとお手伝いをしつつ、その様子を見てきた。あと、わたしは実はお茶のコレクターで紅茶やハーブティーを何十種類と持っているので、レイトン教授にならって毎回いくつか香りが良くて体が温まるお茶を持ち込んでドロップイン・センターに来ている人にふるまうことにしている。そうやって参加しながら観察した報告が以下。

チェス研究論文のデータの扱いについて/pompomさんへのお返事

2007/10/15 月曜日 - 22:46:59 by macska

昨年末に書いたエントリ「『日本将棋連盟から女流棋士会が独立』報道を巡って」のコメント欄に、将棋好きな物理屋さんを名乗る pompom さんのコメントをいただいた。古いエントリで誰も見ていなさそうだし、回答が長くなりそうなので、新しいエントリでお応えします。

「直線的程度の差としてイメージされている」伊田広行氏の「中間派」解釈

2007/10/13 土曜日 - 14:48:55 by macska

山口知美さん(わざと誤記)が「『ようやく名指し批判が!』と思ったらぬか喜び」で伊田広行さんの論文における山口さんへの批判(のようなもの)に対応してるけど、それに関連して。といっても伊田さんの文章はダラダラと締まりがなく唐突に話題がズレるなど論文としての体を成していないし、ちょっと長過ぎて全体を批評していられないので、山口さんが参照している伊田氏による「性における多数派と少数派」についてだけコメント。

市民運動の閉鎖性と公共性についてのメモ

2007/10/01 月曜日 - 09:49:27 by macska

ファイトバックの会問題のつづき、ただしメモ程度。これまでの経緯は Kodakana さんがまとめてくださっているのでそっち参照。

さとうしゅういちさんへのお返事/「館長雇い止め裁判」関連

2007/09/18 火曜日 - 21:41:47 by macska

前エントリ「『館長雇い止め』を『バックラッシュ裁判』として闘ったことの帰結」について、「館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会」のメンバーでもあるさとうしゅういち氏がコメントしている。

「館長雇い止め」を「バックラッシュ裁判」として闘ったことの帰結

2007/09/13 木曜日 - 13:06:05 by macska

「とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ」の非常勤館長だった三井マリ子さんが2004年に豊中市によって雇い止めされたことについての裁判で、12日判決が出た。雇い止めの不当性を訴えた原告の請求を棄却する判決。

珍しくフェミ本ほか紹介エントリ

2007/07/09 月曜日 - 01:37:09 by macska

今回は珍しく本紹介エントリ。というのも、最近知り合いが何人か新刊を出していてそれが結構いい本だから紹介したいし、昨年の終わり頃から春まで家賃と食費以外のお金がなくて何も買えなかった反動か、ここのところ大量に本を買ってしまっているという事情もあったりする。

全米女性学会2007報告/「反トランス」の立場に立つレズビアンフェミニストの矛盾

2007/07/02 月曜日 - 20:16:46 by macska

すでに斉藤正美さんや山口智美さんが書いているけど、イリノイ州セントチャールズで開かれた全米女性学会で「日本におけるフェミニズムに対するバックラッシュ」に関する発表を、わたしを含めた3人にディスカッサントのノーマ・フィールドさんを加えたパネルをやった。去年の全米女性学会の模様は『バックラッシュ!』キャンペーンブログで紹介したので、今年もレポートする。

女性を阻む「ガラスの天井」をテニスのトーナメントから説明しようとする経済学者

2007/06/27 水曜日 - 18:13:02 by macska

Marginal Revolution にヘブライ・エルサレム大学経済学講師 Marco Daniele Paserman による、自身の論文を元としたコラムが紹介されていた。女性の社会進出が進むなか、経済界・学界などのトップエリートはいまだに男性が大多数を占めていること(いわゆる「ガラスの天井」)について、プロテニス選手のデータから説明しようとした壮絶な論文。