ブレンダと呼ばれた少年

Filed under: intersex, medicine, trans + genderqueer, books in japanese — 04/24/2008

ブレンダと呼ばれた少年
著者/訳者:ジョン・コラピント John Colapinto 村井 智之
出版社:扶桑社( 2005-05-24 )
定価:¥ 1,680
単行本
ISBN-10 : 4594049583
ISBN-13 : 9784594049584


生後8ヶ月に事故でペニスを失い、女性として育てられた男の子の実話。十代の頃その事実を知り男性として生きることを決意したかれが、自分と同じような扱いを受ける子どもを生まないために口を開く。かれ自身はインターセックスではないけれど、インターセックスの子どもたちの多くが彼と同じような扱いを受けているからだ。ただし八木秀次による「解説」は著者の意図するところと正反対の教訓を読み取っているので注意。

Drag King Dreams

Filed under: trans + genderqueer, fiction — 04/24/2008

Drag King Dreams
著者/訳者:Leslie Feinberg
出版社:Carroll & Graf Pub( 2006-03-12 )
定価:¥ 1,838
ペーパーバック
ISBN-10 : 0786717637
ISBN-13 : 9780786717637

セックス・チェンジズ トランスジェンダーの政治学

Filed under: trans + genderqueer, books in japanese — 04/24/2008

セックス・チェンジズ―トランスジェンダーの政治学
著者/訳者:パトリック・カリフィア 石倉 由 吉池 祥子
出版社:作品社( 2005-07 )
定価:¥ 3,780
単行本
ISBN-10 : 4861820472
ISBN-13 : 9784861820472

Invisible Lives: The Erasure of Transsexual and Transgendered People

Filed under: trans + genderqueer, theory — 04/24/2008

Invisible Lives: The Erasure of Transsexual and Transgendered People
著者/訳者:Viviane K. Namaste
出版社:Univ of Chicago Pr (Tx)( 2000-12-15 )
定価:¥ 2,765
ペーパーバック
ISBN-10 : 0226568105
ISBN-13 : 9780226568102

わたしが最後にドレスを着たとき 性同一性障害と診断されたある「少女」の回想

Filed under: trans + genderqueer, books in japanese — 04/24/2008

わたしが最後にドレスを着たとき―性同一性障害と診断されたある「少女」の回想
著者/訳者:ダフネ ショリンスキー ジェーン・メレディス アダムス
出版社:大和書房( 1999-02 )
定価:¥ 2,520
単行本
ISBN-10 : 447957011X
ISBN-13 : 9784479570110

Nobody Passes: Rejecting the Rules of Gender And Conformity

Filed under: trans + genderqueer, queer — 04/23/2008

Nobody Passes: Rejecting the Rules of Gender And Conformity
出版社:Seal Pr( 2006-11-28 )
定価:¥ 1,838
ペーパーバック
ISBN-10 : 1580051847
ISBN-13 : 9781580051842


主流社会に同化しつつあるゲイ・コミュニティに対抗し、ジェンダーの規範に徹底して抗い続けることを歌い上げたのがこの本。編集者はゲイ(LGBT)プライドのイベントの商業化とメインストリーム化を批判してゲイ・シェイムと名乗る団体の主要メンバー。口先だけのラディカリズムに陥りがちな面もあるのだけれど、一読に値する。

隠されたジェンダー

Filed under: trans + genderqueer, books in japanese — 04/23/2008

隠されたジェンダー
著者/訳者:ケイト・ボーンスタイン
出版社:新水社( 2007-09 )
定価:¥ 2,940
単行本
ISBN-10 : 488385101X
ISBN-13 : 9784883851010


原題 Gender Outlaw: On Men, Women, and the Rest of Us に比べてタイトルがつまらないけど(訳者の筒井さんは直訳で『性別無頼』にしたかったそうだ)、米国におけるトランスジェンダーの運動と世間的認知に大きな影響を与えた重要な本がようやく翻訳された。「男性に生まれ、自分は女性だと思っていたけれど、いざ女性として生活してみると自分は女性でもないことに気付いた」という著者は、彼女だけでなくわたしたち一人一人の多様なあり方が男女二元制によって抹消されていることを訴える。「普通」だったこれまでの自分を捨てる覚悟で読むべき。

Whipping Girl: A Transsexual Woman on Sexism and the Scapegoating of Femininity

Filed under: trans + genderqueer, feminism — 04/23/2008

Whipping Girl: A Transsexual Woman on Sexism and the Scapegoating of Femininity
著者/訳者:Julia Serano
出版社:Seal Pr( 2007-06 )
定価:¥ 1,838
ペーパーバック
ISBN-10 : 1580051545
ISBN-13 : 9781580051545


オークランドに住むMTFトランス活動家で詩人 Julia Serano がトランスセクシュアルの女性の視点から性差別やフェミニズムについて語る。非トランスセクシュアル・非トランスジェンダーを示す「シスセクシュアル」「シスジェンダー」という言葉が大々的に使われる最初の本じゃないだろうかと思っていたら、わたしが書いた文章を見てその言葉を知ったと書かれていた。これまでにもトランスとフェミニズムの関係を論じた本はあったけれど、それらはほとんどみなフェミニズムを固定的にとらえたうえで、それをトランスジェンダーに応用したり、フェミニズムの視点からトランスジェンダーについてあれこれ論評したものばかり。この本は、トランスセクシュアルの女性の視点を含むことでどれだけフェミニズムが豊かになるかーーその可能性のすべてがここに記されているわけではないけれどもーーをはじめて感じさせてくれた。

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