Fixing Sex: Intersex, Medical Authority, and Lived Experience

Filed under: intersex, medicine — 05/07/2008

Fixing Sex: Intersex, Medical Authority, and Lived Experience
著者/訳者:Katrina Karkazis
出版社:Duke Univ Pr (Tx)( 2008-10 )
定価:¥ 2,633
ペーパーバック
ISBN-10 : 0822343185
ISBN-13 : 9780822343189


学者のうちインターセックス医療をめぐる倫理的問題について1990年代にもっとも深く取り組んだのが医療歴史学者の Alice Dreger(『私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来』著者)なら、彼女の仕事を受け継ぎ2000年代にもっとも活躍しているのがスタンフォード大学の医療人類学者 Katrina Karkazis。本著はその Karkazis の初の書籍。発売は10月だが、関連領域を研究している人は今すぐ予約を。

Breast Cancer Wars : Hope, Fear, and the Pursuit of a Cure in Twentieth-Century America

Filed under: history, medicine — 05/01/2008

The Breast Cancer Wars: Hope, Fear and the Pursuit of a Cure in Twentieth-Century America
著者/訳者:Barron H., M.D. Lerner
出版社:Oxford Univ Pr (Txt)( 2001-05-31 )
定価:¥ 3,888
ハードカバー
ISBN-10 : 0195142616
ISBN-13 : 9780195142617


医師であり医学史家でもある著者による、乳癌をめぐる現代史・思想史。これは決して大袈裟な表現ではない。とくに、乳房全体の切除というドラスティックなーー多くの女性にとって、自己イメージすら喪失しかねないほどのーー治療法がどのように広まり、どのような批判によって退潮に向かったのかが詳しく描かれる。また、予防より治療が優先される裏にある「医療の政治学」や、商業主義主導の「乳癌研究を呼びかけるキャンペーン」の勃興、患者自身によるネットワーキングなどの話題も興味深い。

ブレンダと呼ばれた少年

Filed under: intersex, medicine, trans + genderqueer, books in japanese — 04/24/2008

ブレンダと呼ばれた少年
著者/訳者:ジョン・コラピント John Colapinto 村井 智之
出版社:扶桑社( 2005-05-24 )
定価:¥ 1,680
単行本
ISBN-10 : 4594049583
ISBN-13 : 9784594049584


生後8ヶ月に事故でペニスを失い、女性として育てられた男の子の実話。十代の頃その事実を知り男性として生きることを決意したかれが、自分と同じような扱いを受ける子どもを生まないために口を開く。かれ自身はインターセックスではないけれど、インターセックスの子どもたちの多くが彼と同じような扱いを受けているからだ。ただし八木秀次による「解説」は著者の意図するところと正反対の教訓を読み取っているので注意。

The Disability Studies Reader

Filed under: medicine, disability — 04/24/2008

The Disability Studies Reader
出版社:Routledge( 2006-08-30 )
定価:¥ 4,751
ペーパーバック
ISBN-10 : 0415953340
ISBN-13 : 9780415953344


米国における障害学のリーダーとしては同類書がいくつか出ているけれども、これが一番お勧め。同類書どころか同名書まであるので、出版社か編集者名を確認のうえお求めください。

Intersex in the Age of Ethics

Filed under: intersex, medicine — 04/24/2008

Intersex in the Age of Ethics (Ethics in Clinical Medicine Series)
出版社:Univ Pub Group( 1999-06-20 )
定価:¥ 2,411
ペーパーバック
ISBN-10 : 1555721001
ISBN-13 : 9781555721008


半分がインターセックス当事者によって90年代半ばに書かれたナラティヴ、もう半分はインターセックスをめぐる医療倫理についての論文。そういう形式になったのは、もともと別に発行された2つのジャーナルから選りすぐって1冊にまとめたから。ちょっとおかしな出版社から出してしまったらしく、発売当初ですら米国の一般書店に取り寄せてもらおうとしても入手不可能だったり。どこか別の出版社が手を挙げて欲しいところ。

私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来

Filed under: intersex, medicine, disability, books in japanese — 04/24/2008

私たちの仲間―結合双生児と多様な身体の未来
著者/訳者:アリス・ドムラット ドレガー
出版社:緑風出版( 2004-12 )
定価:¥ 2,520
単行本
ISBN-10 : 4846104214
ISBN-13 : 9784846104214


インターセックスの問題に長く関わってきた著者による結合双生児が主題の本だけれど、インターセックスについて知りたい人には同じ著者のインターセックスを主題とした本よりこちらを勧めている。なぜなら、インターセックスを特異な例として扱っていた過去の本と比べ、障害学的な見知に裏付けされている点でより一般的な論理を描き出すことに成功しているから。原著は「One of Us: Conjoined Twins and the Future of Normal」。

Reports from the Holocaust

Filed under: history, medicine, queer — 04/24/2008

Reports from the Holocaust
著者/訳者:Larry Kramer
出版社:Continuum International Publishing Group Ltd.( 1995-03-16 )
定価:¥ 3,427
ペーパーバック
ISBN-10 : 0304331716
ISBN-13 : 9780304331710


80年代、まだエイズ危機に多くの人が気付く前から「いまこの論文を読んだあなたたちが心底から怯え、怒り狂わないのであれば、この地上にわれわれゲイ男性の未来はない」と言い切った「1,112 and Counting」をはじめ、直接行動団体 ACT-UP の発足にも関わったエイズ活動家の著述集。攻撃的な物言いや妥協のない考え方が反発を浴びたのも事実だけれど、かれの怒りによってどれだけの命が救われたことか。「My American History」とともに、当時の状況を知るには必読。

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