The Defining Moment: FDR’s Hundred Days and the Triumph of Hope

Filed under: history, politics — 01/17/2009

The Defining Moment: FDR's Hundred Days and the Triumph of Hope

著者/訳者:Jonathan Alter

出版社:Simon & Schuster( 2007-05-08 )

定価:¥ 1,635

ペーパーバック ( 432 ページ )

ISBN-10 : 0743246012

ISBN-13 : 9780743246019


The Tyranny of Dead Ideas: Letting Go of the Old Ways of Thinking to Unleash a New Prosperity

Filed under: politics — 01/17/2009

The Tyranny of Dead Ideas: Letting Go of the Old Ways of Thinking to Unleash a New Prosperity

著者/訳者:Matt Miller

出版社:Times Books( 2009-01-06 )

定価:¥ 2,555

ハードカバー ( 272 ページ )

ISBN-10 : 0805087877

ISBN-13 : 9780805087871


10 Things Your Minister Wants to Tell You (But Can’t, Because He Needs the Job)

Filed under: politics, religion + atheism — 01/15/2009

10 Things Your Minister Wants to Tell You: But Can't, Because He Needs the Job

著者/訳者:Oliver Thomas

出版社:St Martins Pr( 2007-03-20 )

定価:¥ 1,733

ハードカバー ( 128 ページ )

ISBN-10 : 0312363796

ISBN-13 : 9780312363796


The Great Unraveling: Losing Our Way in the New Century

Filed under: economics, politics — 01/15/2009

The Great Unraveling: Losing Our Way in the New Century

著者/訳者:Paul R. Krugman

出版社:W W Norton & Co Inc( 2004-08-30 )

定価:¥ 1,528

ペーパーバック ( 480 ページ )

ISBN-10 : 0393326055

ISBN-13 : 9780393326055


Simplexity: Why Simple Things Become Complex

Filed under: economics, psychology — 01/15/2009

Simplexity: Why Simple Things Become Complex (And How Complex Things Can Be Made Simple)

著者/訳者:Jeffrey Kluger

出版社:Hyperion Books( 2008-06-03 )

定価:¥ 2,652

ハードカバー ( 336 ページ )

ISBN-10 : 1401303013

ISBN-13 : 9781401303013


Kluge: The Haphazard Construction of the Human Mind

Filed under: psychology, science — 01/15/2009

Kluge: The Haphazard Evolution of the Human Mind

著者/訳者:Gary F. Marcus

出版社:Mariner Books( 2009-04-07 )

定価:¥ 1,528

ペーパーバック ( 208 ページ )

ISBN-10 : 054723824X

ISBN-13 : 9780547238241


The Reason for God: Belief in a Age of Skepticism

Filed under: religion + atheism — 01/15/2009

The Reason for God

著者/訳者:Timothy Keller

出版社:Riverhead Trade( 2009-08-04 )

定価:¥ 1,635

ペーパーバック ( 336 ページ )

ISBN-10 : 1594483493

ISBN-13 : 9781594483493


Food Fray: Inside the Controversy over Genetically Modified Food

Filed under: politics, science — 01/07/2009

Food Fray: Inside the Controversy Over Genetically Modified Food

著者/訳者:Lisa H. Weasel

出版社:Amacom Books( 2008-12-10 )

定価:¥ 2,339

ハードカバー ( 256 ページ )

ISBN-10 : 0814401643

ISBN-13 : 9780814401644



著者は、わたしの友人でもあり、National Foundation for Scienceの支援を受けて世界中を旅しつつ GM(遺伝子組み換え)作物が社会に与える影響を調べている分子生物学者。従来から科学研究(科学というフィールドを研究対象とする研究)の手法を取り入れている著者だけに、科学的な知が社会の中で政治や商業とどのように絡んでいるかを分かりやすく述べている。GM作物についてどのような立場を取るかは別として、著者が世界各地で重ねたインタビューは参考になる。出版社(American Management Association)は経営学の業界団体らしく、何故こんな本を出したのか不明。

The Accidental American: Immigration and Citizenship in the Age of Globalization

Filed under: politics, postcolonial, race + ethnicity — 12/11/2008

The Accidental American: Immigration and Citizenship in the Age of Globalization

著者/訳者:Rinku Sen Fekkak Mamdouh

出版社:Berrett-Koehler Pub( 2008-09 )

定価:¥ 2,183

ハードカバー ( 248 ページ )

ISBN-10 : 1576754383

ISBN-13 : 9781576754382


Abortion & Life

Filed under: feminism — 11/17/2008

Abortion & Life

著者/訳者:Jennifer Baumgardner

出版社:Akashic Books( 2008-09 )

定価:¥ 1,733

ペーパーバック ( 250 ページ )

ISBN-10 : 1933354593

ISBN-13 : 9781933354590



妊娠中絶問題をライフワークとしてきたフェミニスト活動家・ライターによる報告。米国のフェミニストたちは何十年ものあいだ「プロ・チョイス(選択賛成)」を掲げて「プロ・ライフ(生命賛成=中絶反対)」の保守派と対立してきたけれども、そうした固定化した対立構図そのものが多くの女性をフェミニズムから遠ざけているのではないか、と問いかける。著者自身ももちろん「プロ・チョイス」の立場からさかんにそうした論争に加わってきたのだけれど、ここ数年のあいだ妊娠中絶のタブーを崩そうと「I had an abortion.」(妊娠中絶をしました)と書かれたTシャツを中絶経験のある有名人やその他の女性に配布しつつインタビューを重ねてきたことでより複雑な視点を手に入れた。
 「プロ・ライフ」のフェミニストはいるのか? この問いに、以前の著者なら「それはいない、女性が自分自身の身体をコントロールする権利を認めない人は、フェミニストと呼ばれる資格はない」と応えていた。しかし彼女は、次第に「プロ・ライフ」を口にする人が必ずしも女性の自己決定権を否定しているわけではないことに気付く。政府が女性の自己決定権を侵害することには反対だけれども、胎児を「選択肢」とは呼びたくない、それは一つの「命」であり、大切にすることに意味があるのだと感じる女性は(少なくとも米国では)多い。
 ここにはもちろん、「プロ・ライフ」側の巧妙な宣伝がある。たとえば2008年の選挙で共和党の副大統領候補となったサラ・ペイリンは、明らかに女性の自己決定権に反対の立場であり、最高裁が妊娠中絶の権利を認めた Roe v. Wade 判決を覆すことを願ってやまない人物だ。しかしインタビューで彼女は「もし自分の友人や娘が妊娠中絶したいと言ったら、彼女を断罪するのでも糾弾するのでもなく、しかしすべての命は大切であり中絶すべきではない、どうしても育てられないのであれば出産して養子に出すようにと説得する」と言った。政治についてよく知らない一般の有権者から見れば、ペイリンの態度は真摯でなおかつ温情的であり、胎児の命を「女性の選択肢」と切って捨てるフェミニストは冷酷に見える。しかし現実には、ペイリンはその政治的影響力をもって女性から自己決定権を奪い取り妊娠継続を強要することを目論んでいるのであり、フェミニストたちこそが性教育の充実などによって望まない妊娠を減らすことや、育児の公的支援などによって子どもを育てやすいような環境を作ることを主張している。
 著者は、女性の自己決定権を守るためには、フェミニストは「プロ・ライフ」に歩み寄らなければならないと主張する。それは中絶に対するさまざまな規制や制約を容認するということではなく、胎児の命を大切なものだと感じる感性を否定せずに、かれらに望まない妊娠を減らすための具体的な政策を実現するよう呼びかけていくことだ。その一方で、著者は Feminists for Life(ライフを支持するフェミニスト達)など「プロ・ライフのフェミニスト」を自称する団体が、実のところ何らフェミニスト的な活動(たとえば、望まない妊娠を減らすための性教育の充実や、経済的理由から中絶を迫られる女性に対する支援など)を行なっていないことも指摘する。それらの団体は、「プロ・ライフ」側の宣伝戦略の一環でしかないというわけ(そのため、さらに「プロ・ライフのフェミニストなんていない!」という声がフェミニズムの中で高まってしまう)。
 いずれにせよ、現在の米国における妊娠中絶論争の行き詰まりを打破するためにも、重要な示唆を多く含んだ本だと思う。

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